ホワイトニング情報館
ーホワイトニングとはー

 ホワイトニングは1989年にアメリカで実用化された技術で、歯の表面に付着した色素のみを
落とすのでなく、歯自体を白くしていくものです。歯の表面を傷つけることなく歯の中にある色素
を分解して歯の明るさを上げて白くしていくのです。


 施術方法は歯の表面の汚れを落とした後、ホワイトニング剤(ペルオキサイド)を歯の表面
に塗ります。これにハロゲンライトやレーザー、プラズマライトなどを当ててこのホワイトニング
剤を活性化させ、歯の中にある色素を分解していきます。以前はホワイトニングのことを色素
を抜くことからブリーチングと呼んでいましたがブリーチというと強力な薬品を使ってかみの毛
や衣類を漂白することを連想させるので、現在ではアメリカでもブリーチングよりホワイトニン
グという言葉が好まれるようになりました。この技術の出現によりそれまでは歯を削ってセラミ
ックを被せることでしか白くすることができなかったのが、自分の歯を残して白くすることができ
るようになったのです。


 ただしこの効果は個人個人によってかなりの差があります。元々歯の色が濃い人、子供のと
きに飲んだ風邪薬が原因で歯の色が濃くなってしまった人はホワイトニングの効果は低くなり
ますし、着色性食品を好む人はホワイトニング後の再着色が早く起こります。また、ホワイトニ
ングにはメンテナンスが不可欠です。1回白くすれば終わりというものではありません。定期的
なお手入れをしていかないと徐々に歯の再着色が起こるのです。通常、半年位から色が付き
始め、何もお手入れをしないと約2年で元の歯の色に近くなってしまいます。日本では歯に関し
ては治療が終了するとそれで終わり。また痛くなったら健康保険で治せばいい、と思っている
人が多いのではないでしょうか。実は歯に限らず体の病気は定期的なチェックとメンテナンス
が必要なのです。


 ホワイトニングに興味はあるんだけどちょっと抵抗があるという人もいるのではないでしょう
か。「歯をいじるのが怖い」と思っていませんか? ホワイトニングは美容整形ではありませ
ん。歯を削って被せることは歯の美容整形といえるかもしれませんが、ホワイトニングは歯の
ケアのひとつでお肌の美白と一緒です。


Q: ティースクリーニングとホワイトニングはどう違うのですか?
A: クリーニングは歯の表面についた色素(ステイン)を取り除き、歯本来のに
  戻します。ホワイトニングは自分本来の色より更に白くしたいときに行います。
 

Q: ホワイトニングは誰でも出来ますか?
A: 虫歯が多い場合や知覚過敏が強い場合、歯周病がひどい場合には出来な
い事があります。また人工歯や差し歯、詰め物、金属により 変色してしまっ
た歯などにはホワイトニングではなくマニキュアをお勧めします。詳しくはスタ
ッフまでお尋ね下さい。


Q: どれ位で白くなりますか?
A: 白くなる時間には個人差があります。また同じ人の歯でも白くなりやすい歯
と、なりにくい歯があります。徐々に白くしていくティースホワイトニングでは
  元の歯の白さにもよりますが、ご満足いただける白さになるまで平均5~10
回です。お急ぎの方には、1日で白くできる「ブライトスマイル」などをお勧め
します。一般的にグレー系や濃い色の歯は白くなりにくいため、マニキュアな
どのほうが良い場合があります。


Q: ホワイトニングの効果はどのくらい維持しますか?
A: 歯は年齢と共に徐々に着色してくるものであり、ホワイトニングした歯も同
じように着色してきます。効果を少しでも永く持続させる為にはホワイトニ
  ング剤配合の歯磨きを使用して頂く、定期的な色のチェックをお勧めしま
  す。また、毎日お手入れをしていても数年で再び着色してくる事がありま
  す。このスピードは摂取食品や嗜好品によって左右されます。たばこ、コー
ヒー、紅茶、コーラ、カレー、赤ワインなどが歯の着色を早めます。もし再
  着色が認められたら、1年に1~2回の追加ホワイトニング行 う事に
    より、ホワイトニングした直後の白さに戻ります。


Q: ホワイトニングは安全ですか?
A: ホワイトニングはアメリカでは約20年前から行われておりアメリカの大学
をはじめ日本の各大学の研究でも、その安全性は確立されています。歯
  を軟化させたり、傷めたりすることなく 安全に白くすることが出来ます。


Q:レーザーホワイトニングとプラズマホワイトニングはどう違うのですか?
A: レーザーとプラズマの違いは、その光の違いだけで効果はほとんど変わり
ません。ただ現在ではプラズマ系の光を改良した「ブライトスマイル」や「シ
ュールホワイト ニング」 などの第5世代のホワイトニングに変わってきてお
り、効果もかなり高くなっています。そのため、アメリカではレーザーホワイ
トニングは今ではほ行われなくなってきました。


Q:ホワイトニングした後、2~3日で色が戻ったようなのですが?
A: ホワイトニングは歯の中の色素を分解して白くしますので2~3日で色が戻
ることは通常ありません。多くの場合、白くなった色を毎日見ていることによ
る”目の慣れ”です。ただ全ての人が目の慣れというわけではありませんの
で、もし気になるようでしたらサロンにお越し下さい。無料で色のチェックをさ
せていただきます。

Q: ホワイトニングをすると透明感がない不自然な白さになると聞いたの
ですが。
A: ホワイトニングの種類やジェルの種類によっては透明感がなくなることもあ
りますが、ティースアートではアメリカで主流の新しい方法を採用しておりま
  すので、通常不自然な白さ(チョーキーホワイト)になることはありません。
逆 に透明感がとても高くなるため、ホワイトニングを行なった後に周りの色に
  合わせて差し歯を作り直す場合などは、従来の方法(メタルボンドなど)では
なく透明感が強いオールセラミックスをお勧めしているくらいです。安心して
ご利用ください。(但し、抗生物質などが原因で歯の色が濃くなってしまった
場合などは透明感がない白さになることがあります。詳しくは各店スタッフま
でご相談ください。)


ー管理人Roomー

Dr.TSUBAKI
椿 知之(つばき ともゆき)

プロフィール

1963年東京生まれ。1987年日本歯科大学卒。米国ハーバード大学歯学部に留学。
同大学で審美歯科を学んだ後、1995年、銀座に日本で初めての歯のホワイトニングサロン
『ティースアート』をオープンさせたパイオニア。
日本人の歯を欧米レベルまで向上させることを目標にサロンを全国展開
、 現在のホワイトニング・ブームの火付け役となる。
年2回、アメリカで行われる審美歯科学会に出席、アメリカのホワイトニングカンパニーと提携し
、 安全で効果的なホワイトニングを研究、実践している。
現在、日本国内のホワイトニング剤トップカンパニー(株)松風の講師、日本歯科審美学会ホワイ
トニングコーディネーター講師を務める。

アメリカ審美歯科協会(ASDA)認定医、フェロー、日本アンチエイジング歯科学会認定医常任理事、
日本アンチエイジング歯科学会 審美美容部会(JACD)部会長、元日本歯科漂白研究会常任理事、
日本歯科審美学会認定医、理事、日本歯科ドッグ学会理事、国際審美歯科連盟(IFED)会員、
アメリカ審美歯科学会(AACD)会員、アジア審美歯科学会会員、日本歯科医学会会員、
日本顔学会会員、国際歯科連盟会員、日本歯科医師会会員


(株)松風 ホワイトニングインストラクター、米国ディスカスデンタル社公認インストラクター
、 日本歯科審美学会ホワイトニングコーディネーター講師、昭和大学歯学部保存科研究員(ホワイトニング)

(株)エリート日本法人 契約歯科医師

「TEETHART」代表、㈱日本ユニティ代表取締役

著書
「私は白い歯」「At Home ホワイトニング」「漂白~White,Whiter,Whitest」「すべての人に白い歯を」

昭和63年   3月 日本歯科大学 卒業
        4月 歯科医師国家試験 合格
平成  2年  8月 米ハーバード大学 留学
    3年  3月 ㈱日本ユニティ設立 代表取締役就任
    5年 11月 東京ヒルトンホテルにて世界初の歯につけるアクセサリー「ティースアート」
            発表
    7年  5月 「TEETHART」銀座本店 オープン
    9年  1月 ”歯相から観た運命学”としての『歯相学』 発表
            「歯が白く見える口紅」「口臭予防ハーブティー」 開発
   14年  2月 全国で歯科医師対象としたホワイトニングに関する講演を行なう
   15年  4月 TEETHART代表 椿 智之著「わたしは白い歯」発刊
   16年 10月 オリジナルホワイトニング歯磨き「TEETHARTアクセスホワイト」開発、発売
   17年  4月 (株)松風 ホワイトニングインストラクター
        5月 米国ディスカスデンタル社 ホワイトニングインストラクター取得
   18年  5月 日本歯科審美学会 ホワイトニングコーディネーター講師就任


  ーホワイトニングの原理ー

 ホワイトニングはペルオキサイド(オキシドール=消毒薬)を歯に塗り、光やレーザー、プラズ
マなどを当てて活性化させます。このペルオキサイドは活性化すると有機質中に含まれる色素
を分解して無色化する作用があります。例えばにんじんなどに含まれるベータカロチンにこの
ペルオキサイドを作用させると色が白くなってきます。ただし、物質が溶けるわけではなく色が
変わるだけですのでこれによって歯を傷つけることなく歯の色を白くできるのです。また実際に
は歯を”白くする”というよりは”明るくする”が正しいのです。歯は明るさ(明度)を上げることに
より白く見えます。歯のホワイトニングはペルオキサイドによりエナメル質に含まれる有機成分
の色素を分解して明るさを上げて白くしていくため、自然な感じで白くしていくことができるので
す。効果的にホワイトニングを行なうためには’触媒’が必要です。普通はハロゲンライト、レー
ザー、プラズマなどを使用します。この光の触媒によりペルオキサイドの活性速度が速まりホ
ワイトニングをより効果的にまたスピーディに行なうことができます。


ークリーニングとの違いー

歯のクリーニングとは歯の表面についた色素(ステイン)を磨いて落とし元の歯の色に戻
すことです。

 歯を白くして欲しいと思っていらっしゃる方の中にはヤニや茶渋などの色素で歯が黄色くなっ
ていることがあり、歯のクリーニングだけでもかなり白くなった例もあります。現在日本で歯のク
リーニングを定期的に行なっている人は15%程度といわれています。もし1年以内に歯のクリ
ーニングを受けていなかったらまずは試してみるとよいかもしれません。ホワイトニングをする
にもこのクリーニングは必要です。歯の表面に汚れや色素がついているとホワイトニング剤の
成分がこの”汚れ”に吸収されてしまい効果が半減してしまいます。歯を白くする第一歩は”歯
のクリーニング”なのです。

  クリーニングの方法は?

   クリーニングには色々な方法があります。まず、大まかに色素を取ります。これにはエアーフ
ローと呼ばれる機械を使用し研磨剤を高圧で歯に吹き付けるものやエアースケーラー、超音
波スケーラーという機械で取るものなどがあります。歯と歯の間や歯が重なっている部分など
の細かいところは特殊な道具で丁寧に取っていきます。その後、粒子の大きさの異なる数種
類の研磨剤を使いクリーナーで磨いていくのですが、粒子の大きな研磨剤から徐々に小さな研
磨剤にしていくことにより色素を取るときについた傷を無くして表面をつるつるに磨き上げてい
きます。通常色素を取るにはブラシ型のチップをクリーナーにつけて磨きます。続いてシリコン
製のカップに細かい粒子の研磨剤をつけて磨くことにより表面を滑らかにすることができます。
このクリーナーによる艶出しを行なうことにより、歯の表面に再び色素が付くのを防ぐことがで
きます。(プロのクリーニング法を取り入れた究極の歯磨き法)

 最近ではPMTCと呼ばれるクリ-ニング方法がマスコミなどに取り上げられることがありま
す。PMTCとはプロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング(Professional Mechanical
Teeth Cleaning)の略。口の中全体を歯の表面の色素ばかりでなく汚れなどもプロが機械を使
って徹底的に取り除き、虫歯や歯周病も予防していこうというものです。定期的に行なうことで
予防にかなりの効果が認められているため欧米では十数年前から頻繁に行なわれるように
な りました。

ー歯の変色の原因ー

歯はなぜ黄色くなってくるのでしょうか。歯の変色の原因は大きく分けて歯の内側からのもの
と外側からのものに分けられます。

[内側からくる変色]

加齢変化

歯の内側から黄色くなる原因の多くは加齢による変色です。歯には半透明のエナメル質の内
側に象牙質という黄色い層があるのですが、さらにこの内側を歯の神経と血管が通っていま
す。生えたての歯の象牙質は淡いクリーム色をしているのですが、肌の老化と同じで新陳代謝
により年々この色が濃くなってきてしまいます。またエナメル質も毎日の歯磨きや歯軋り、毎日
の食事などで薄くなり内側の象牙質の色が強くなってきてしまいます。この二つの相互作用に
より歯の色が黄色くなってくるのです。また、紫外線によっても歯の色が濃くなることがありま
す。年齢とは関係なく歯の神経をとってしまったり神経が死んでしまったりした場合でも象牙質
が茶色に変色してきます。これは歯に栄養が行き渡らなくなったためで、一種の老化現象とい
えます。歯を白くすることはつまりアンチエイジングということです。

抗生物質(テトラサイクリン)

テトラサイクリンという抗生剤によっても象牙質の色が変色します。永久歯の象牙質ができて
くる乳児から7歳くらいの間にこの薬を長期間飲むと象牙質に色素が沈着してしまい歯の色が
かなり濃くなったり歯に縞模様ができたりします。色は薬の種類によってグレーや茶色、オレン
ジ色などさまざま。いずれにしても色が濃い場合には歯のクリーニングやホワイトニングだけで
は白くする事が難しい場合があります。この他にも全身疾患によって歯の色が変わってしまう
ことがあります。

フッ素
 エナメル質の形成期に多量のフッ素を摂取すると、歯に白い斑点ができたり、一部分が茶褐色
に変色することがあります。この白斑はホワイトニングを行うことによって逆に目立ってしまう場合
があり注意が必要です。軽い場合はホワイトニングで改善できますが、白斑が大きい場合や茶褐
色が強い場合にはホワイトニングで白くならないことがあります。  (「宝塚斑状歯訴訟」)

[外側からくる変色]

  次に歯の外側から起こる変色の原因を挙げてみましょう。まず、なんと言っても飲食による
歯への着色がNo.1です。タバコはもちろん、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラなど
の飲み物、カレーなど香辛料の強い食べ物、チョコレートなど日常口にしているものでも色素が
歯についてしまいます。また、口紅も注意が必要です。
(「食べてはいけない食品一覧」 「歯を白くする食品」)

その他では虫歯によるもの
があります。初期虫歯は白くにごった色になり、表面がざらざらしてきます。表面だけの初期虫
歯であればティースポリッシングによってきれいにすることができますが、さらに進行すると茶
褐色や黒っぽくなってきます。こうなってくると虫歯を削って詰めなければなりません。そうなる
前にお手入れをしてきれいな歯を保つことが大切です。また、虫歯の治療で詰めた金属が原
因で黒っぽくなってくることがあります。この場合は原因となっている金属をはずし、黒くなって
しまった部分をすべて削り取り白い材料で詰めなおす必要があります。これら虫歯が原因で起
こってしまった変色には残念ながらホワイトニングの効果がありません。歯を白くする場合には
これらの治療を済ませてからホワイトニングに移ります。

代表的なものを挙げましたが歯の変色の原因には少数のものを含めるとまだまだあります。

ー知覚過敏ー

かき氷やアイスクリームを食べて歯にしみたことはありませんか? 同じようにホワイトニン
グをしているとたまにツンと軽い痛みがあることがあります。ホワイトニングの薬が氷と同じよう
に歯にしみて起こる現象で、健康な歯の人にも起こることがあります。

 歯の構造は表面がエナメル質、その下に象牙質があり、歯の中心にある神経を保護してい
ます。歯の神経は「熱い」「冷たい」「しみる」などの感覚はすべて「痛い」と感じてしまいます。
実 は神経だけでなく象牙質にも知覚があり、この象牙質に何らかの刺激が加わると痛みを感じる
のですがこの症状を知覚過敏と呼んでいます。エナメル質には知覚がないので象牙質を完全
に遮断すればしみることはないのですが、実際には象牙質が剥き出しになっていることが多い
のです。例えば歯軋りによって歯の先が削れてしまっている場合や不適切な歯磨きで歯の根
元がくびれてしまっている場合、年とともにエナメル質が薄くなってきた場合などがあります。
ま た、エナメル質の大きな’ひび’や詰め物の隙間も刺激がダイレクトに象牙質に届きます。一見
全く問題がないように見えるエナメル質でも細かいひびは入っていることが多く、このひびが象
牙質まで達しているとエナメル質に刺激を加えただけでしみることがあります。このひびはエナ
メル質に含まれる水分と関係があり、年とともに増えてくるもので全く問題はありません。お肌
の’荒れ’と同じようなもので健康な歯でも冷たいものがしみるのはこのためなのです。ホワイト
ニングの薬は消毒薬を濃くしたものを使用しています。傷口に消毒薬をつけるとしみますよ
ね。それと同じことが歯でも起こります。象牙質が出てしまっているところはいわゆる傷口と同
じです。ここに消毒薬をつけるとしみてしまいますので明らかにこの傷があるようなところには
ホワイトニング剤を塗りません。細かいひびはお肌の荒れと同じです。傷がなくても肌が荒れて
いると消毒薬がしみることがありますが、これと同様、エナメル質に細かいひびがあるとホワイ
トニング剤がこの細かいひびを伝って少しずつしみてくることがあります。ただこの”しみ”は歯
に対して害はなく一過性のものですのでホワイトニングが終わればほとんどのしみはなくなりま
す。もし知覚過敏が起こった場合には知覚過敏用の歯磨きやフッ素配合の歯磨きを使用する
ことでおさまります。

ー後戻りについてー

 ホワイトニングをして数日で「歯の色が元に戻った」と思う方がいらっしゃいます。普通、ホワ
イトニングをした直後はエナメル質表面の水分が失われてやや白っぽく見えるため、歯の表面
を覆っている水分の膜が戻る24時間後には少し色が戻ったように感じることがあります。
(1~2段階程度)。
 ホワイトニングはエナメル質内の着色有機質を物理的に分解しますので、理論的にも数日~
数週間で再度着色することや色が戻ることはなく、色が完全に元に戻るには数年かかるという
ことがアメリカや日本の大学の研究でもわかっています。

 多くの場合、歯の色が戻ったと感じる原因は”目の慣れ”です。ブライトスマイルなど一日で白
くする方法では特に、施術直後はその白さに驚きますが、数日間、白くなった歯と一緒に過ごし
ていると目がこの白さに慣れてしまい「色が戻った」と感じてしまうことがあります。毎日鏡で自分
の歯を見ていると元の歯がどれくらいの白さだったのかがわからなくなり、本当はあまり戻ってい
なくても「色が戻った」と感じてしまうのです。ティースアートの調査でも「色が戻った」と言っていら
っしゃった方の98%は色の戻りが1~2段階以内でした(色戻りがあった2%の方は抗生物質によ
る変色の方です)。

*ただし、24時間以内に着色性食品を摂ると歯に着色し、1~2段階以上色が付く可能性があります。


ータッチアップホワイトニングー

歯の白さを保つには

 歯の白さを保つには毎日のケアが必要です。せっかく歯を白くしてもケアを怠れば元の木阿
弥。ケアをすることで白い歯が永く保てるのです。まずは基本的なブラッシング。汚れは放って
おくと固まってしまい取りづらくなってしまいます。その汚れの上に色素が沈着すると歯が黄色
くなってきます。そんなことになる前に歯ブラシによってやわらかいうちに汚れを取っておきまし
ょう。この段階ではあまり歯磨きを使う必要はありません。ハブラシ1本で食事の後磨けばいい
のです。これだけでも付きたての汚れは取れますのでかなりの効果があります。次に色素がつ
いてしまったら歯磨き剤を使いましょう。多量につける必要はありません。ハブラシの先に少量
つけて円を描くように1本づつ磨くようにします。これで色素がとれてきれいになります。

ホワイトニングした歯を白く保つためには前述の方法に加えてホワイトニング剤が入った歯磨
き剤で歯を磨くことと定期的なメンテナンスホワイトニング(タッチアップホワイトニング)が必要
です。まず歯を白くする方法は大きく2つに分けられます。ひとつは歯の表面についた色素
(ステイン)を取り除いて白くする方法、もうひとつは歯自体の色を白くする方法です。

   歯の表面についた色素を落とすだけなら日本で発売されている歯磨きと歯ブラシで十分で
す。歯磨き剤には通常、カルシウムを主成分とした研磨剤が含まれていて、これにより歯の表
面についた色を落とします。日本で発売されているホワイトニング効果を謳った歯磨き剤はす
べてこのタイプ。カルシウムなどの研磨剤の粒子の大きさによって色素を取り除く効果に差が
出ます。ただし、研磨剤の粒子が大きいものは色素を落とす効果も大きい代わりに、歯の表面
を削る度合いも大きくなるため注意が必要です。この研磨剤粒子の大きいタイプはヤニ取り用
の歯磨きとして売られていますが、毎日の使用はあまりお勧めできません。粒子の小さな研磨
剤を含有している歯磨き剤はヤニや茶渋などの頑固な色素を取り除くことはできませんが、
毎 日の使用にはあまり問題ありません。最近ではキレート剤という表面の汚れを化学的に分解し
て落とす薬剤が配合されている歯磨きが発売されました。研磨剤は少なくても効果が高くなる
ようになっていて、歯をなるべく傷つけずに汚れが取れるようになっています。このような歯磨
きをうまく使い、歯の表面をクリーニングすることによって白くすることができます。

 次にホームホワイトニングにより歯自体を白くしていく方法です。専門の歯科医院でマウス
ピースを作成してもらい、それにホワイトニング剤をいれて自宅で行なう方法で、歯科医院に通
わずに手軽に白い歯を手に入れることができます。就寝中にはめてもらって寝ている間に白く
するナイトタイプと日中の1時間くらいはめてもらうデイタイプがあります。ホワイトニングジェル
の濃度にいくつかの段階があり、これによって効果に差が出ます。国土が広くホワイトニング
のために頻繁にサロンに通うことができないアメリカでは10年来このホームホワイトニングが
主流でしたが、1日で白くできるブライトスマイルの出現によりそのシェアは低くなってきていま
す。ただ、自分で行うことにより白さの調整ができることやホームホワイトニングキットを持って
いれば好きなときにホワイトニングができるというメリットはあります。

ーホワイトニング以外で白くする方法ー

 歯のホワイトニングには個人差があり、歯によっては十分に白くならない場合があります。
こ のような場合にはその歯の色自体を隠してしまうような方法で確実に歯を白くすることができま
す。これには後から述べるようなダイレクトボンディングやラミネートベニヤという方法もありま
すが、これらは歯を薄く削らなければなりません。歯を削らずに白くしたい方には’歯のマニキ
ュア’をお勧めします。

 歯のマニキュアには数日間しか使用できない「ティースマニキュア」と数年間使用可能な
「パーマネントマニキュア」があります。「ティースマニキュア」は結婚式など一時的に白くした
い場合に行ないますが、色が一色しかなく細かい修正ができないため、残念ながらきれいにで
きる歯は限られてしまいます。また、数日すると徐々にはがれてしまいますので、イベントの1
~2日前に塗り、イベントが終わったらすぐにクリーニングしてマニキュアを落とされるのがお勧
め。これに対しパーマネントマニキュアは塗ると数年間は使用でき、ある程度の形の修正も出
来るため、時間と費用が許せばこちらのほうがきれいにできます。色も数段階の白さがあり、
希望によって真っ白にすることもできますし、自然な白さにすることもできます。1本あたり通常
20分程度で終わり、数年後に自分の歯に戻したいときにはマニキュアをはずせば元の歯に戻
ります。喫煙の有無や嗜好品にもよりますが、塗った後数ヶ月間はきれいです。しかし、材質
の関係で定期的にクリーニングを行なわないと汚れが目立ってしまうことがあります。マニキュ
アの最大の特徴は歯を削らないことにありますがそのために若干の厚みが出てしまうこと、
天然の歯やセラミックスの歯に比べると少し透明感に欠けます。ほとんどの場合は気にならな
い程度ですが、どうしても厚くなることに抵抗のある人や透明感が欲しい人は次にご紹介する
「ダイレクトボンディング」または「ラミネートベニヤ」のほうがいいでしょう。
ただし費用は歯を削 るため若干高くなってしまいます。

                    [ダイレクトボンディング]

 ダイレクトボンディングとは薄く削った歯の上に直接何種類もの樹脂を塗り象牙質とエナ
メル質の代わりを作っていくもので、アメリカでは頻繁に行なわれている方法です(直接歯に
樹脂を貼りつけていくのでダイレクト(直接)ボンディング(貼っていく)といいます)。まず、
歯の 変色した部分を薄く削り取ります。そこに高強度で下の色を遮断するような樹脂を塗ります。
こ れが象牙質の代わりになります。この時点で歯の色を決めてしまいます。次に透明感が強く粒
子の細かい樹脂をその上に塗り歯の形を整えます。これがエナメル質の代わりです。この樹
脂が固まったら表面を磨き、艶出しを行って完成です。きれいに磨かれた表面は天然の歯の
ような感じとなり、透明感も再現できます。ただし、セラミックスと違い樹脂を使用していますの
でマニキュアと同様、定期的なクリーニングが必要になってきます。また、1本あたり1時間以上
かかってしまうため、費用もマニキュアよりかなり高くなってしまうという欠点もあります。2002年
にはアメリカで今話題のナノ・テクノロジー技術を使った新素材が開発、発売され、より自然の
歯に近い色合いが再現できるようになり着色も抑えられるようになってきました。これからの
技 術の進歩にも注目ですね。

 [ラミネートベニヤ]
 ラミネートベニヤとは歯の表面を薄く削ってセラミックス製の薄いシェル状の歯を貼り
付けるものです。ホワイトニングが発達していなかった頃に歯を白くするにはこの方法が一番
適していました。「エナメル質を取り替える」という感じでしょうか。変色もなく長期間使用するこ
とができメンテナンスも比較的楽なのですが、セラミックスを使用するため治療代が高くなって
しまうことが欠点です。現在では歯の色が濃すぎてホワイトニングでは十分に白く出来ない場
合などに利用していますが、神経のない歯や若年者、歯軋りがある人には使用できません。

 [オールセラミックスクラウン]

 セラミックスの差し歯やプラスチック製の人工の歯はホワイトニングによって白くすることがで
きません。現在の人工の歯の色よりも白くしたい場合は差し歯のやり替えが必要になります。
最近では技術が進歩し、オールセラミックスクラウンといって金属を全く使わない差し歯が出
来るようになりました。このオールセラミックスの利点は金属を全く使用していないため、歯茎
が黒く変色したり歯の根元に金属が見えたりすることがありません。しかし最大の利点はホワ
イトニングした後のきれいな歯の色に合わせられることです。金属を使った差し歯は金属の色
を隠すために遮断剤を使用するのですが、この遮断剤を使用することにより歯の色は透明感
のない色になります。歯を自然に白くするには透明度を上げて白くするのですが、金属を使用
して遮断剤を入れてしまうとどうしてもホワイトニングしたようなきれいな白にはなりません。
こ のような場合でも、金属を使わないオールセラミックスクラウンに替えることにより、かなり白く
ホワイトニングした歯でもぴったり合わせることが出来るのです。このようにホワイトニングをし
た後、きれいになった自分の歯と白くならない人工歯との白さの差が出てしまった場合やホワ
イトニングを行なった歯くらいまで今までの差し歯を白く治したい場合、また歯並びを矯正せず
に治したい場合などオールセラミックスであればきれいに仕上がります。

 さらに白い色でセラミックスを作る場合には透明度を高くするため歯の土台も白いものに変
えないと透けてしまうことがあるのですが、最近ではこの土台もセラミックス製やファイバーを使
ったものなど白い土台を作ることができるようになりましたので、透けてしまっても大丈夫なの
です。近年急速な技術の進歩により、今までは無理をすると透明感がなく不自然にしか出来な
かったような真っ白な歯まで自然な透明感でできるようになったのです。メタルボンドと呼ばれ
る金属を使った従来型の差し歯ではホワイトニングをした歯に合わせることが難しかったので
すが、オールセラミックスの進歩によりホワイトニングの後、人工の歯があってもきれいに真っ
白に出来るようになってきました。

 [IT技術を使った最新セラミックス]

 オールセラミックスが実用化された1980年頃はすぐ割れてしまう弱い材料というイメージがあ
りましたが、最近では改良に改良が加えられほとんど割れることがなくなりました。強い圧力を
かけて作られるオールセラミックスは従来型の金属を使った差し歯に使用されている焼き付け
セラミックスよりも強いくらいです。近年このオールセラミックスの製作に革命がおきました。
今、注目されているITを使ってオールセラミックスを作る技術が1993年にスウェーデンで開発さ
れたのです。通常のオールセラミックスは歯の型をとった後、石膏模型を作りこれを使って技
工所と呼ばれる作業場でセラミックス製の歯を作成します。しかし、この新しいオールセラミッ
クスクラウン「プロセラ」は歯の型を取り石膏模型を作った後、専用のスキャナーで歯形を三
次元的に読み取りこれをオンラインでスウェーデンまで即時に送ります。このデータをもとにし
てスウェーデンのプロセラ製作センターでCAD/CAMと呼ばれるコンピューターによってオール
セラミックスクラウンを作るまさにハイテク歯なのです。このコンピューターによる作成技術でセ
ラミックスの物性が飛躍的に向上し、ほとんど割れることがなくなりました。すでに全世界で
2002年だけで90万本、累計で300万本以上が使用されており、ここ日本でも2001年発売以来1
万本近くがスウェーデンより送られてきています。今までの金属を使った差し歯からこのオール
セラミックスクラウンへどんどん移行しています。近い将来は読み取り用のスキャナーが小型
化され各歯科医院に1台ずつ普及するようになれば歯の型をとらずにそのまま歯をスキャニン
グしてスウェーデンに送ることができる時代が来るかもしれません。

ーホワイトニングできる人、できない人ー

ホワイトニングは誰でもできるのですか? こんな質問をよく受けます。ホワイトニングは誰でも
できるというものではありません。何でもかんでも白く出来ると言うものではありません。

  ここでホワイトニングに適しているかどうかを一緒にチェックしてみましょう。

*前歯に被せ物がある人、もしくは入れ歯の人
*以前虫歯を治した歯があり、その歯に大きい詰め物がある人、もしくは現在治療中の人
*冷たいものを食べると歯がしみる人
*現在、白くしたい歯に虫歯や歯周病がある人
*14歳未満の人
*歯の色がかなり濃い人
*歯を毎日磨かない人
*現在、何らかの病気をしている人
*歯軋りをする人
*神経を取ってしまった歯が多い人
自分の歯でない人

ホワイトニングには自分の歯であることが大前提。入れ歯や差し歯、セラミックの歯などの人
工の歯は白くすることができません。これらはその歯自体を取り替える必要があります。

 歯に詰め物がある場合

詰め物をホワイトニングで白くすることは出来ません。また白くしたい歯が治療中の場合は治
療が終わってからホワイトニングを行います。

 しみる歯がある場合

知覚過敏(冷たいもので歯がしみるなど)や虫歯、歯周病がある場合、おおきなひびがある歯
などはホワイトニングをすることにより痛みが出ることがありますので、初めのカウンセリング
時にホワイトニングが可能かどうかをスタッフが判断します。

 虫歯や歯周病がある場合

大きな虫歯や歯周病がある場合は治療した後にホワイトニングを受けることをおすすめしま す。

 小 児

歯の成熟度にも個人差がありますので子供はみんなができないわけではないのですが、年齢
が低ければ低いほど注意が必要です。14歳以下の人は歯の状態を見てホワイトニングの強さ
を調節しながら行う必要があります。

 歯の色がとても濃い人
歯の色もホワイトニングの効果を左右します。一般的に色の濃い歯より薄い歯のほうが効果
が高く、また黄色系の色のほうが灰色や濃い茶色の歯よりも効果が高い傾向にあります。
歯 ができてくる3~5歳くらいのときにテトラサイクリンという抗生剤を服用したために付いてしまっ
た濃い色はホワイトニングでも効果があまり出ないことがあります。

 歯をよく磨かない人

ホワイトニング後の白さを保つにはお手入れが大切です。歯を毎日磨かず、汚れが残ってい
ても気にしないような人はホワイトニングに向きません。

 身的な疾患がある人

疾患の中にはホワイトニングをしてはいけない場合があります。詳しいことはかかりつけのお
医者さんに相談するかサロンスタッフまでお問い合わせください。

 歯軋り

歯軋りにより歯が磨り減ってしまっている場合はその部分にはお薬を塗ることが出来ません。
また、歯軋りがある場合はホームホワイトニングにも注意が必要な場合があります。詳しくはプ
ロに相談してみてください。

 神経がない歯

神経をとってしまうと徐々に色が濃くなってきます。この着色はほとんどが内側からのものです
ので通常のホワイトニングではなく歯の内側から行うホワイトニングのほうが効果があります。


 以上、あなたはどれかに該当しましたか?

該当した人はその項目にあたるところをクリックして読んで見てください。いずれかに該当した
人は歯科医師に相談してみてください。どれかに当たっても即ホワイニングが不可能ということ
ではありません。

ーホワイトニングの種類ー

大きく分けて歯科医院内で行う「オフィスホワイトニング」と自宅で行う「ホームホワイトニン
グ」に分けられます。また、オフィスホワイトニングは方法もさまざま。予算や生活習慣に
よっても変わってきます。
 ここではホワイトニングの種類とその方法、大まかな料金をご紹介致します。

オフィスホワイトニング

ティースホワイトニング
最もベーシックなホワイトニング方法です。ホワイトニング剤を歯に塗りハロゲンライトを当て歯
の中にある色素を分解して徐々に歯を白くしていきます。通常1回の施術でカラーガイド1~2段
階白くすることができます。施術時間は1回約20~30分程度で終わりますが、1回ごとの効果は
弱いので十分に白くするには数回の施術が必要な場合があります。

 ハード:ハロゲンライト
 薬剤:35%
 時間:1回15分~30分
 料金:1本数千円~1万円程度

レーザーホワイトニング(アルゴンレーザー) 1992年~
ハロゲンライトの替わりに、ホワイトニングに効果のある波長(300~500nm)を持つアルゴン
レーザー(457~514nm)を使用することにより、ホワイトニング剤を強力に活性化、効果的に
短時間で歯を白くすることができます。通常、1~2回の施術でカラーガイド4~6段階くらい白
くなります。1本ずつ光を当てていくため1回1~1時間半位かかります。

 ハード:アルゴンレーザー
 薬剤:35%
 時間:1回1時間前後
 料金:1本1万円~3万円

スピードホワイトニング(プラズマアーク、キセノン) 1994年~
高価なアルゴンレーザーの代替として登場したホワイトニング方法。ハロゲンライトの400nm
付近の波長部分のみを3倍程度に増幅し、アルゴンレーザーと同程度の効果を出すことに成功
、 薬剤も同じものを使用しています。プラズマアークライトやキセノンランプなどハイパワーな機械
を使ってホワイトニング剤を強力に活性化させることにより効果的に短時間で歯を白くすること
ができます。通常、1~2回の施術でカラーガイド4~6段階くらい白くなります。1本ずつ光を当て
ていくため1回1~1時間半位かかりますが、現在では光を拡散させるクリスタルトップを取り付けて
前歯全体に光が当たるようにすることもできます。

 ハード:プラズマアークライト、キセノンランプ
 薬剤:35%
 時間:1回1時間前後
 料金:1本1万円前後

FAPホワイトニング 1995年~
ホワイトニング剤にリン酸、フッ素、ハイドロキシアパタイトを配合、再石灰化を促しながら
徐々に歯を白くしていきます。通常1回の施術でカラーガイド1~2段階白くすることができます。
1回ごとの効果は弱いので十分に白くするには数回の施術が必要な場合があります。

 ハード:なし
 薬剤:35%
 時間:1回30分~1時間
 料金:1本1万円前後

ブライトスマイル(ガスプラズマライト)  1999年~

NASAの科学者が開発したホワイトニングシステム。プラズマライトをアーチ型に配列し、
口 の中全体に一度に光が当たるようになっています。また、通常は数秒間しか連続照射できない
プラズマライトを、強力な冷却装置を装備することで、20分間連続照射が可能、これを3回繰り
返します。これによって1回で20本前後の歯をカラーガイド平均8~10段階白くすることができます。

 ハード:ガスプラズマライト
 薬剤:15%
 時間:1回1時間30分前後
 料金:20本前後 60,000円~100,000円

アーチ型ホワイトニング(キセハロゲン)  2001年~
ブライトスマイルと同じように光の出口をアーチ型にしたもので一度に12本前後の歯を白く
する事ができます。光は高出力のハロゲンライトやキセハロゲンというプラズマライトとハロゲ
ンライトの中間のライトを使用していますがプラズマライトよりは光が弱いため効果はブライト
スマイルの約1/3~1/4といったところです。施術時間は30分~1時間程度、1回の施術でカラ
ーガイド2~4段階くらい白くなります。前歯上下12本で1回10,000円前後と値段はお手ごろです。

 ハード:キセハロゲン
 薬剤:35%
 時間:1回30分~1時間
 料金:1回12本10,000円前後

ズーム(ショートアークメタルハライド)  2003年~
ブライトスマイルに対抗して米国ディスカス社が開発したホワイトニングシステム。
ヘッド自体にライトのバルブを並べて入れて、前歯全体に光が当たるように設計されています。
ブライトスマイルと同様、20分間照射を2~3回繰り返します。これによって一度に12~16本前
後の歯を白くする事ができます。光は波長の短いメタルハライドを使用。1回の施術でカラーガ
イド8段階前後白くなります。2005年に照射時間15分を3回に改良した新システム「ズーム2」
が発表されています。

 ハード:ショートアークメタルハライド
 薬剤:25%
 時間:1回1時間~1時間30分前後
 料金:1回12本30,000円~50,000円前後(本数と照射回数による)

ビヨンド(ハロゲンライト)  2004年~
ズームを参考にして中国のピュアネスデンタル社が開発した中国初のホワイトニングシステム。
ヘッド自体にハロゲンライトのバルブを並べて、フィルターを通すことにより、紫外線をカットして
います。ズームと同様、前歯全体に光が当たるように設計されています。
1回の施術でカラーガイド2~3段階前後白くなります。

   ハード:ハロゲン
 薬剤:35%
 時間:1回30分前後
 料金:1回12本10,000円~30,000円

LED(LED)  2005年~
青色LEDをアーチ型にして口の中全体に光が当たるようにしたホワイトニングシステム。
発熱が少なく、知覚過敏が出にくいために開発されましたが、プラズマよりも効果は弱い傾向
にあります。現在、ルマクールという機械やブライトスマイルの一部で使用されています。
1回の施術でカラーガイド3~6段階前後白くなります。

   ハード:LED
 薬剤:35%
 時間:1回1時間前後
 料金:1回12本30,000円~50,000円

ホームホワイトニング―アメリカでは1989年から行なわれているホワイトニング。日本でも
2001年に厚生労働省の認可を受けました。歯の型を取って歯のカバーを作り、その中にホー
ムホワイトニング剤を入れてご自宅で使用します。日中30分~1時間程度使用するタイプと
夜、寝ている間に使用するタイプがあり選ぶことができます。型さえ取ってしまえばその後はサ ロンに行かなくてもすみ、自分で好きなときにホワイトニングできるという手軽さがあります。
但 し、ホーム用なので安全のためホワイトニング剤の濃度は低く設定されており、2~3回の使用
でカラーガイド1~2段階くらいずつの効果です。他のホワイトニングのメンテナンス用としても
使用できます。上下各20日分で25,000円~50,000円程度です。

ウォーキングブリーチ―神経がない歯を白くする場合に行なう方法でかなり古くから行な
われています。神経の穴の中にホワイトニング剤を注入し仮詰めして帰宅してもらいます。
椅 子に座ってホワイトニングしてもらうのではなくホワイトニング剤を中に入れたまま歩きながら
歯を白くするためこの名前が付きました。従来はこの方法が最もポピュラーで効果も高かった
ため神経がない歯には頻繁に行なわれていましたが、ホワイトニング技術が発達し、ウォーキ
ングブリーチをしなくても神経がない歯を白くできるようになったため現在ではあまり行なわれ
ていません

ー歯の白さを保つために気をつける食材ー

[食べてはいけない食品一覧]

 食べてはいけない食品にはランクがあります。「絶対食べてはいけない食品」「食べないほう
がいい食品」「気をつけて食べたほうがいい食品」です。

★★★「絶対食べてはいけない食品」★★★

これは単品ではなく着色性食品と着色補助食品の食べあわせによるものです。着色補助食
品はそれ単独では着色しませんが着色性食品と一緒に食べることによって着色を助長してし
まう食品です。具体的には炭酸飲料や柑橘系食品、柑橘系飲料、ほうれん草がこれにあたり
ます。例えば、カレーとソーダ、コーラなどの組み合わせやグレープフルーツとコーヒー、赤ワイ
ンの組み合わせなどです。これらを一緒に摂る場合にはまず着色性食品を食べ終わってから
着色補助食品を摂るようにすれば着色を防げます。カレーを食べ終わってから飲み物を飲む
とか赤ワインを飲み終わってからグレープフルーツを食べるといったほうが良いでしょう。ただ
し、一部の炭酸飲料には多量の着色料を使用しているものがあります。これらはそれ単独で
着色性食品と着色補助食品をかねていることになり、要注意です。

 炭酸飲料や柑橘系食品ほどではありませんが度数の高いアルコール飲料も歯の表面の水
分を奪い、着色を助長するため着色補助食品といえます。前述のうがい薬の中にも高濃度の
アルコールを含有しているものがあり、うがい薬に含まれる着色料とあわせて単品で着色と補
助の両方の作用がありますので注意してください。実は最近流行しているサプリメントの中にも
注意が必要な製品があります。体の疲れをとるといわれる「クエン酸」。これはお口の中を酸
性にしてしまう着色補助食品に含まれます。クエン酸単体では色はつきませんがこれを飲んだ
あとに「食べないほうがいい食品」をとるとすぐに色がついてしまうのです。クエン酸はお口の中
を酸性にしてしまうため歯の表面が一時的に荒れてしまい、色付きの食品はすべて歯に着色
する危険が出てきてしまうのです。クエン酸が健康食品として流行ってきたのが最近だったの
ですが、「食べないほうがいい食品」に加えさせていただきます。皆さんの中でクエン酸を愛用
している方がいらっしゃいましたらできるだけ粉末のものを食後にお飲みになることをお勧めい
たします。また、ホワイトニング中は食前食後にかかわらず控えていただいたほうがいいと思
います。

 またほうれん草や青いバナナにはシュウ酸と呼ばれる渋みの成分が含まれているのですが
これは酸に当たるため歯の表面が荒れてしまうことがあります。ほうれん草を食べると口の中
に変な感じが残る人、いませんか?これも着色補助食品に当たりますので着色性食品とは一
緒に食べないほうがいいでしょう。もしどうしてもほうれん草を食べる場合はなるべくゆでたもの
の方がベターです。またシュウ酸はキャベツやビールにも含まれていますので注意してくださ い。

  ★★「食べないほうがいい食品」★★

食べないほうがいい食品とは着色性食品といわれ、歯を黄色くします。ティーカップや湯飲み
茶碗は使っているうちに真っ白な陶器の底のほうが茶色くなってきます。あれは陶器の表面に
茶渋がついてくることにより起こるのですが、お茶を飲み終わるまでの短い時間でも毎日使っ
ていると茶色く着色してきます。これと同じことがお口の中でも起こっていて、コーヒーや紅茶が
好きで毎日飲んでいる人は歯に茶渋がついてきます。具体的にはコーヒー、紅茶、烏龍茶など
のお茶類です。他に注意すべき飲み物としては赤ワインが挙げられます。赤ワインにはタンニ
ンが含まれておりやはり歯に沈着します。他にもブルーベリーやぶどう等タンニンが含まれて
いるフルーツも要注意です。料理ではカレーなどターメリックという香辛料を使用したものも歯
に着色します。また、加工食品の中に「着色料」と表記してあるものは歯にも着色する可能性
がありますので注意が必要です。食べたあと舌に色がつくようなものはやめたほうが良いでし
ょう。これらのものを食べたあとにはなるべく早く歯を磨くか、うがいだけでもすることをお勧め
します。

 うがいといえば市販されているうがい薬の中には着色料を使用したかなり濃い色のものがあ
りますが、これらも歯に着色する可能性がありますので注意が必要です。着色に気をつけるな
らできるだけ無色のものかブルーのうがい薬を使ってください。

  ★「気をつけて食べたほうがいい食品」★

これは色がついているものすべてです。日常、単品で食べることは特に問題ありませんが、着
色補助食品と一緒に食べると薄い色の食品でも歯に着色してしまうことがあります。またホワ
イトニング直後(約24時間)は歯の表面が乾燥してセンシティブになっているため、この「気をつ
けて食べたほうがいい食品」もとらないほうが良いでしょう。具体的には白いシャツにこぼして
色がつくものはすべてです。絶対食べてはいけないということはないのですが、白い歯を保つ
ためにも気をつけて食べたほうが良いでしょう。

[歯を白くする食品]

パパイヤにはパパインという酵素が含まれておりタンパク質を分解する作用があります。こ
れは消化を助けるとともに歯についた汚れも落としてくれるのです。食後のデザートにはパパ
イヤをお勧めします。また、オーストラリアに自生するピールという木にも歯を白くする作用が
あるといわれています。オーストラリアの原住民であるアボリジニーはこのピールをかじって歯
を白くしていたといいます。ただこの現代でピールの木を人前でかじるわけにはいきませんの
で、今ではこのピールから抽出されたエキスを使って歯磨きやフロスなどいろいろなオーラル
グッズが作られています。普通に手に入る食品では繊維質のもの、例えばごぼうやセロリ、ビ
ーフジャーキー、スルメなどは前歯でかじることにより歯の表面の汚れを取ってくれます。
歯 を直接白くするものではありませんが牛乳などの乳製品には歯の表面をコーティングして色を
つきにくくする作用があります。カレーや赤ワインなど色の濃い食品をとる前に飲んでおくと
良 いでしょう。逆に口が渇いているときの赤ワインなどは歯に色がつきやすくなりますので注意が
必要です。

 [ダイレクトボンディング]

 ダイレクトボンディングとは薄く削った歯の上に直接何種類もの樹脂を塗り象牙質とエナ
メル質の代わりを作っていくもので、アメリカでは頻繁に行なわれている方法です(直接歯に
樹脂を貼りつけていくのでダイレクト(直接)ボンディング(貼っていく)といいます)。まず、歯の
変色した部分を薄く削り取ります。そこに高強度で下の色を遮断するような樹脂を塗ります。
こ れが象牙質の代わりになります。この時点で歯の色を決めてしまいます。次に透明感が強く粒
子の細かい樹脂をその上に塗り歯の形を整えます。これがエナメル質の代わりです。この樹
脂が固まったら表面を磨き、艶出しを行って完成です。きれいに磨かれた表面は天然の歯の
ような感じとなり、透明感も再現できます。ただし、セラミックスと違い樹脂を使用していますの
でマニキュアと同様、定期的なクリーニングが必要になってきます。また、1本あたり1時間以上
かかってしまうため、費用もマニキュアよりかなり高くなってしまうという欠点もあります。2002年
にはアメリカで今話題のナノ・テクノロジー技術を使った新素材が開発、発売され、より自然の
歯に近い色合いが再現できるようになり着色も抑えられるようになってきました。これからの技
術の進歩にも注目ですね。

 [ラミネートベニヤ]

 ラミネートベニヤとは歯の表面を薄く削ってセラミックス製の薄いシェル状の歯を貼り
付けるものです。ホワイトニングが発達していなかった頃に歯を白くするにはこの方法が一番
適していました。「エナメル質を取り替える」という感じでしょうか。変色もなく長期間使用するこ
とができメンテナンスも比較的楽なのですが、セラミックスを使用するため治療代が高くなって
しまうことが欠点です。現在では歯の色が濃すぎてホワイトニングでは十分に白く出来ない場
合などに利用していますが、神経のない歯や若年者、歯軋りがある人には使用できません。

 [オールセラミックスクラウン]

セラミックスの差し歯やプラスチック製の人工の歯はホワイトニングによって白くすることがで
きません。現在の人工の歯の色よりも白くしたい場合は差し歯のやり替えが必要になります。
最近では技術が進歩し、オールセラミックスクラウンといって金属を全く使わない差し歯が出
来るようになりました。このオールセラミックスの利点は金属を全く使用していないため、歯茎
が黒く変色したり歯の根元に金属が見えたりすることがありません。しかし最大の利点はホワ
イトニングした後のきれいな歯の色に合わせられることです。金属を使った差し歯は金属の色
を隠すために遮断剤を使用するのですが、この遮断剤を使用することにより歯の色は透明感
のない色になります。歯を自然に白くするには透明度を上げて白くするのですが、金属を使用
して遮断剤を入れてしまうとどうしてもホワイトニングしたようなきれいな白にはなりません。
こ のような場合でも、金属を使わないオールセラミックスクラウンに替えることにより、かなり白く
ホワイトニングした歯でもぴったり合わせることが出来るのです。このようにホワイトニングをし
た後、きれいになった自分の歯と白くならない人工歯との白さの差が出てしまった場合やホワ
イトニングを行なった歯くらいまで今までの差し歯を白く治したい場合、また歯並びを矯正せず
に治したい場合などオールセラミックスであればきれいに仕上がります。

 さらに白い色でセラミックスを作る場合には透明度を高くするため歯の土台も白いものに変
えないと透けてしまうことがあるのですが、最近ではこの土台もセラミックス製やファイバーを使
ったものなど白い土台を作ることができるようになりましたので、透けてしまっても大丈夫なの
です。近年急速な技術の進歩により、今までは無理をすると透明感がなく不自然にしか出来な
かったような真っ白な歯まで自然な透明感でできるようになったのです。メタルボンドと呼ばれ
る金属を使った従来型の差し歯ではホワイトニングをした歯に合わせることが難しかったので
すが、オールセラミックスの進歩によりホワイトニングの後、人工の歯があってもきれいに真っ
白に出来るようになってきました。

 [IT技術を使った最新セラミックス]

 オールセラミックスが実用化された1980年頃はすぐ割れてしまう弱い材料というイメージがあ
りましたが、最近では改良に改良が加えられほとんど割れることがなくなりました。強い圧力を
かけて作られるオールセラミックスは従来型の金属を使った差し歯に使用されている焼き付け
セラミックスよりも強いくらいです。近年このオールセラミックスの製作に革命がおきました。
今、注目されているITを使ってオールセラミックスを作る技術が1993年にスウェーデンで開発さ
れたのです。通常のオールセラミックスは歯の型をとった後、石膏模型を作りこれを使って技
工所と呼ばれる作業場でセラミックス製の歯を作成します。しかし、この新しいオールセラミッ
クスクラウン「プロセラ」は歯の型を取り石膏模型を作った後、専用のスキャナーで歯形を三
次元的に読み取りこれをオンラインでスウェーデンまで即時に送ります。このデータをもとにし
てスウェーデンのプロセラ製作センターでCAD/CAMと呼ばれるコンピューターによってオール
セラミックスクラウンを作るまさにハイテク歯なのです。このコンピューターによる作成技術でセ
ラミックスの物性が飛躍的に向上し、ほとんど割れることがなくなりました。すでに全世界で
2002年だけで90万本、累計で300万本以上が使用されており、ここ日本でも2001年発売以来1
万本近くがスウェーデンより送られてきています。今までの金属を使った差し歯からこのオール
セラミックスクラウンへどんどん移行しています。近い将来は読み取り用のスキャナーが小型
化され各歯科医院に1台ずつ普及するようになれば歯の型をとらずにそのまま歯をスキャニン
グしてスウェーデンに送ることができる時代が来るかもしれません。

 [宝塚班状歯訴訟]

 日本で昭和46年に「宝塚斑状歯訴訟」という事件が起こりました。水道水にフッ素を入れる
ことで虫歯を減らすことができることはすでに実証されており、欧米では一部の地域を除き実
施されています。日本でも1960年代後半から水道水のフッ素化を兵庫県宝塚市と西宮市で始
めたのですが、フッ素1ppmのところを倍量の2ppmのフッ素が入ってしまったのです。その結
果、この水道水を飲んだ人たちにフッ素中毒の症状が出てしまい、訴訟問題にまで発展、フッ
素を水道水から除去せざるを得なくなってしまったのです。この事件以来、フッ素は危険ではな
いかという風潮が広がり日本の上水道のフッ素化が遅れているといわれています。フッ素中毒
の症状のひとつに「歯牙フッ素症」というものがあります。エナメル質ができる乳児から7歳くら
いの間にフッ素を過剰に摂るとエナメル質に白い斑点ができたり茶色くなったりしてしまうので
す。軽度の歯牙フッ素症はホワイトニングで改善されますが、重度の場合は歯のマニキュアや
セラミックス治療でなければきれいにすることができません。

ープロのクリーニング法を取り入れた究極の歯磨き法ー

  日本国内のドラッグストアなどで発売されている歯磨きにはホワイトニング剤が配合されている
 ものはありません。最近では酵素を使って汚れを浮かせる商品も出てきていますが、研磨剤によっ
 て表面の色素を取っていくものがほとんどです。この研磨剤は粒子の大きさの違いによって色素の
 除去能力に違いがあります。研磨剤は紙やすりのようなものです。粒子の大きさが大きいものほど
 頑固な色素も取れますがそれだけ歯に対するダメージも大きくなります。一般的にはヤニ取り用は
 研磨剤の粒子が粗く、知覚過敏用は研磨剤の粒子が細かいかまったく入っていないものもあります
 ヤニ取り用のような研磨剤の粗い歯磨きを毎日使っていると粗い紙やすりで削っているのと同じで歯
 に傷がついてしまいます。(強力な=研磨剤の粗い歯磨きを使うと歯が白くなるという錯覚を起こしま
 すが白くなったと感じるのは表面の色素がきれいに取れる最初の1回だけです。)これを使い続けれ
 ば色素はつきませんが少しでもやめてしまうとこの傷の中に色素が入り込んでしまいさらに粗い研磨
 剤を使わないと取れないという悪循環になってきます。それではどうしたらいいのでしょうか。紙やす
 りを思い出してください。きれいにつるつるに仕上げるには徐々に細かくしていきませんか? これが
 歯にも当てはまるのです。研磨剤の粗い歯磨きを使ったら、その後に中くらいの研磨剤入りの歯磨き
 を使い最後に研磨剤の少ない物を使用するといいのです。

液体歯磨きには研磨剤が配合されていませんので歯を傷つけることがありません。
この3か4を毎 日の歯磨きに 使用していただきたいのです。
但し、4には研磨剤がまったく含まれていませんので、4だけを毎日使用していると表面 に色素が付いてきます。
ただこの色素は傷の中に入り込んでしまった取れにくい色素ではなく、つるつるの表面に付い た色素ですので、
2の歯磨きを1~2回使用することによってすぐに取り除くことができます。
この方法を行なっていれば 1の歯磨きはほとんど使わなくても良いはずですが、
色素が付いているのではないかと心配な人は月1回くらいの頻度 で使用してください。
※但し、1をしたらまた2~4と順に行なってください

 使用する歯ブラシですが1、2番は毛が硬く、毛の長さが短いもの3,4番はオーソドックスな歯ブラシでいいでしょう。
ブラシはできれば1~4まで専用のものを作って使用してください。なぜなら研磨剤がブラシの先も削ってしまうので
1番に使用した歯ブラシを毎日使用すると、それだけでも歯や歯肉に傷をつけてしまうことがあるのです。
以上がプロの クリーニング法を取り入れた究極の歯磨き法です。
これを実践することにより歯に対するダメージを最小限にして歯を 白く保つことができます。


ー知っておきたい歯のケア常識①ー

   〔間違いだらけの歯ブラシ選び〕
     歯ブラシはどのようにして選んでいますか?安いからといって安易に買っていませんか?
   有名メーカーの歯ブラシであればあまり問題ありませんが、量販店で売られている外国製の歯
   ブラシはあまりお勧めできません。なぜならあまり安い製品はブラシの毛先をカットしたままで丸
   く処理されておらず歯や歯肉を傷つけてしまう可能性があるのです。この毛先のラウンド処理は
   丁寧に行えば行うほど経費がかかってしまうため、安くすることが困難となります。ここで歯ブラ
   シの選び方のコツをお教えしましょう

毛先……先ほどもお話しましたように毛先が丸く処理されたものがいいでしょう。有名メーカーの
ものであれば間違いありませんが一般的には指の腹で毛先を触っみてください。
チクチクする場合にはラウンド処理されていない可能性があります。
使い捨ての歯ブラシはこのタイプです。

    歯ブラシのヘッドの大きさ…日本人は口や歯の大きさが小さいため、なるべくコンパクトなほうが合ってい
              ます。アメリカやヨーロッパ製の商品にはヘッドの大きいものがありますがこ
              れらは日本人には合わないので止めたほうがいいでしょう。奥歯の狭いとこ
              ろや歯が重なっているところなど細かいところが磨けません。

         ヘッドの形……最近では歯ブラシのヘッドが歯全体を効率的に磨ける卵型のものが流行って
              います。これも欧米からの流れなのですが欧米製は卵形のヘッドがかなり大き
              めにできておりやはり日本人にはちょっと大きすぎるようです。日本製では同じ
              卵型でも少し小さくできていますので奥歯でも磨けるようになっています。また、
              従来型のオーソドックスな形の歯ブラシも日本人には合っています。現在主流の
              スクラッビング法や歯周病予防のためのバス法などもこのオーソドックスな歯ブ
              ラシのほうが使いやすいのです。これもなるべくヘッドはコンパクトなものを選び
              ましょう。

       植毛……基本的には3列植毛をお勧めします。3列植毛であればどんな磨き方にも対応
              でき日本人の小さい口にも合うからです。オーバル型の歯ブラシでは3列にこだ
              わりませんが最大のところで4~5列くらいのものがいいでしょう。

   植毛の密度……一箇所に22本以上がお勧めです。毛の密度が上がれば擦掃能力も上がり効率
              よく歯を磨くことができます。

      毛の質……ほとんどはナイロン製です。豚の毛などのナイロン以外の製品はあまりお勧めで
              きません。
 
    また、歯ブラシはおよそ一ヶ月ごとに交換することをお勧めします。毛先が開いてきた歯ブラシは
   擦掃能力が極端に低下し、一生懸命に磨いてもぜんぜん汚れが落ちていないということになりかね
   ません。また一ヶ月くらいたった歯ブラシには目に見えない雑菌が繁殖しており、歯を磨くたびにこ
   の雑菌を歯にこすりつけていることになります。できれば日にちを決めて毎月同じ日に歯ブラシ
   を交換するようにしてみたらどうでしょう。


ー知っておきたい歯のケア常識②ー

     皆さんは歯をどうやって磨いているでしょうか? 誰かに教わったのだと思いますが、ご両親
    に教わった方やかかりつけの歯医者さんに教わった方、友達に聞いたという方などさまざまだと
    思います。要はきれいに磨ければ何でもよいのですが、それが難しいのです。ではどうすればき
    れいに磨けるのでしょうか。残念ながら自分だけで100%きれいに磨くことはほとんど不可能です
    よく磨けている人で80%くらい、磨けていない人だとなんと30%以下。
    「磨いている」のと「磨けている」とは違うのです。
       例えば一日3回しっかり磨いていてもなぜか虫歯になってしまう人、茶渋やヤニがついてしまうと
    いう人、結構多いのではないでしょうか。これは磨き残しがあるためです。一日3回同じ所ばかり
    磨いていたら磨いている箇所はきれいですが磨けていないところは何年も歯磨きしていないのと
    同じ状態になっているのです。これでは虫歯になっても不思議ではありませんよね。


    「3,3,3の法則」

          ひと昔前には食事の後一日3回3分以内に3分間磨きなさいといういわゆる「3,3,3の法則」と
     いうものが推奨されていました。現在では研究が進み、虫歯ができるにはある程度の「時間」が
     必要で短時間では虫歯にならないということがわかってきたため、この3,3,3の法則が覆され
     てきています。一日3回雑に磨くのであれば一日1回でも丁寧に磨くことが推奨されています(も
     ちろん3回丁寧に磨くのであればそれに越したことはありませんが)。「3分以内」という表現は最
     近では「食後なるべく早く」に変わってきました。歯は口の中が酸性(pH5.5以下)になるとカルシ
     ウムが溶け出してしまいます。食事の後は口の中が酸性になり、そのままにしておくと30分くら
     いは酸性の状態が続き虫歯が発生しやすくなるため、なるべく早く歯ブラシをした方がカルシウ
     ムの溶け出し(脱灰)を最小限に防げるのです。口の中が中性に戻ってくるときれいな歯の表
       面には、唾液の中にあるカルシウムが再び歯に沈着する”再石灰化”という作用がおこり酸性
     の時に失われたカルシウムを補うことができます。日常、口の中ではこの”脱灰”と”再石灰化”と
     いう現象が交互に起こっていますが、口の中の酸性の時間が長いとカルシウムが戻りきれず 
     虫歯になってしまうというわけです。最後に時間ですが3分に限らずしっかり磨けていれば1分で
     もいいと思います(ただし総入れ歯に近い人以外は自分の歯を1分でしっかり磨くことは不可能
     に近いと思いますが)。要は時間に限らず丁寧に100%磨くつもりで磨いてもらえばいいのです。

     ただ、自分の歯を100%磨くのは歯科医師や歯科衛生士でもとても難しいことです(人の歯を
     100%磨いてあげることはできるのですが)。やはりプロによる定期的なチェックや歯の掃除は
     必要なのですね。


  ー知っておきたい歯のケア常識③ー

     〔知っておきたい歯の磨き方〕
    歯をキレイに磨くにはその目的に合わせて磨き方と道具を変える必要があります。
    いくつか、磨き方をご紹介いたします。

    虫歯予防・・・・磨き方はスクラッピング法が主流です。歯の面に対して直角に毛先を当てて
               細かく震わせるように振動させます「スクラッピング」とは「こする」という意味。
               歯をこするようにして汚れを落とします。歯ブラシのヘッドの形は卵形のオーバ
               ルタイプでも長方形の従来型であるスクエアタイプでもどちらでもOKです。
               毛先はラウンドカットされたタイプ、毛の硬さは普通をお勧めします。
               また完全な虫歯予防には歯ブラシだけでは足りません。
               歯と歯の間の汚れはデンタルフロス(糸ようじ)を使わないと取れないのです。
               歯と歯の間が虫歯になっていると言われたことはありませんか。
               ここは歯ブラシだけでは防げない部分です。虫歯を防ぐには是非フロスを使っ
               てみてください。

   歯周病予防・・・磨き方はバス法をお勧めします。歯と歯肉の間に毛先を45度にあてて細かく
               震わせるように磨く方法です。このとき毛先は歯と歯の間に三角形を作るよう
               にし、この三角形が崩れないように震わせて磨くことがコツです。
               歯ブラシはスクエア型のオーソドックスなタイプがいいでしょう。
               植毛は2列か3列。毛先はラウンドカットされているものか細かく加工されてい
               るものがお勧めです。
               毛の硬さは普通から柔らかめがいいでしょう。歯肉から出血がなくなったら少し
               固めを使ってもいいでしょう。さらに歯周病予防には歯と歯の間を磨く小さい歯
               ブラシの歯間ブラシやゴムでできた歯肉マッサージ用のラバーチップなどの補
               助器具を用いて歯肉をマッサージしたほうがいいでしょう。

 表面のステインをとる・・歯の表面の色素(ヤニや茶渋など)を落とすには毛先の短い歯ブラシを使って歯
              の面にブラシを直角に当てて円を描くように磨く「描円法」が向いています。
              毛先はラウンドカットされている必要はありませんがあまりとがっていないほうが
              いいでしょう。毛の硬さは硬め。これにより効率的に色素を落とすことができま               す。


アメリカのレアメリカのドラッグストアで爆発的ヒットとなった「White strips(ホワイト
    ストリップス)」の歯科医院用とホワイトニング用の電動歯ブラシ「SpinBrush Pro
    Whitening(スピンブラシ・プロホワイトニング)」を発表。・・・

      P&G社はドラッグストアで販売、人気となっている「Whitestrips(ホワイトストリップス)」
      の歯科医院用「Whitestrips Supreme」を開発、発表しました。ドラッグストアで売られ
      ているタイプに比べて約2倍の濃度のジェルを使用し、効果的にスピーディにホワイ
      トニングができるようになっています。また、「スピンブラシ・プロホワイトニング」は従
      来の回転型電動歯ブラシに加えてブラシの中央部分にステイン除去用のラバープレ
      ートを装着、歯の表面の色素を効果的に落とせる構造になっています。この「スピン
      ブラシ・プロホワイトニング」は今年の夏から日本でも発売されます

Ultradent社がホームホワイトニングの新しい形、使い捨てトレーを使用したホワイトニン
  グ剤を発表・・・・

    Ultradent社は1回毎使い捨てのアプリケーターつきホームホワイトニング剤「TRES WHITE(ト
    レーホワイト)」を発表しました。ホワイトニングジェルの濃度は従来のデイタイプのホームホ
    ワイトニング剤と同程度の9%。使用方法はアプリケーターについたホワイトニング剤を歯に
    装着し、アプリケーターだけを取り除きます。従来のようにマウスピースを作製する必要が無
    く簡単に歯を白くすることができます。

レーザーメーカー、ホワイトニング事業から完全撤退・・・

            アメリカではプラズマライトのホワイトニング機械の開発が進み、従来行なわれていた
      レーザーによるホワイトニングより効果的に歯を白くできるようになってきました。この
      ため、一部のレーザー(ダイオードレーザー)を除いてアメリカではレーザーを使用し
      たホワイトニングはほとんど行なわれなくなっています。唯一、ダイオードレーザーの
      みがホワイトニング用のアタッチメントを発売し、その効果の発表を昨年まで行なっ
      ていましたが、今年は新製品のダイオードレーザーさえもホワイトニングに使用する
      ことを推奨しなくなり、従来販売していたアタッチメントの発売も中止してしまいました。

      つまり今回の学会からレーザーホワイトニングは完全に市場から消えてしまったわけ
      です。なお、ホワイトニング後進国のEUではホワイトニング用プラズマライトの販売が
      行なわれていないため、まだレーザーによるホワイトニングが主流となっています。


審美歯科にもナノテクノロジーの波・・・・・

       TEETHARTでもマニキュアの材料に使用している硬質樹脂がナノサイズのセラミック
       粒子に変わってきています。今までは配合されているセラミック粒子がミクロン単位
         だったのですが、一昨年からナノサイズのセラミックが開発され、今年の学会では多
       くナノセラミックに関する発表がおこなわれていました。それによりますとナノセラミッ
       クは天然のエナメル質により近い透明感やつやが再現できるようになっているそう
       です。TEETHARTでも一部このナノセラミックの樹脂をマニキュアに使用しており、透
       明感のあるきれいな白い歯にすることができるようになっています。


                            オールセラミックはコンピューター製作の時代へ・・・・

     今年の学会の中で多かった発表のひとつにCAD-CAMを使用したオールセラミックの歯
     の製作がありました。ホワイトニング後のセラミックの治療には金属を使用しないオール
     セラミックが不可欠ですが、今までは数本にわたる治療の場合、金属を中に入れなけれ
     ば強度が足ませんでした。このコンピューターシステムとジルコニウムという新素材の
     セラミックの出現により従来は不可能とされていた数本に渡るオールセラミックの治療
      が可能となります。

 ホワイトニングの安全性について・・・・

        Loma Linda大学のDr. Yiming Liによってホワイトニングの安全性に関する最新の
        発表がありました。それによると現在ホワイトニングに使用されている過酸化水
        素は実は人の細胞中で毎日作られているもので、ホワイトニングを正しく行なっ
        ている限りにおいて、人体に対するリスクは一般の食品を摂取する時のリスクと
        同程度であるとのことでした。またホワイトニングは今後、より効果的に、より短
        時間で、よりしみないような材料、システムの開発をしているとのことでした。

アメリカでDental Spaのコンセプトが広まる・・・・
      アメリカではすでに審美歯科においては「いかにストレスを与えずにリラックスをし
      ながら治療を受けてもらえるか」という議論になってきています。そのために昨年から
      エステティックサロンで取り入れられているスパのコンセプトを歯科医院が取り入れる
      「Dental Spa」が広がってきています。今回の学会ではこのDental Spaのパネルディ
      スカッションがありました。アロマテラピーをはじめフットバスやリフレクソロジー、フェ
      イシャルマッサージまで取り入れ、ホワイトニングや審美治療などを行なう歯科医院
      がリポートしていました。(日本では現在のところマッサージなどを医療機関で行うこ
      とはできません)。またニューヨークなど都市部に新しくできるデイスパの中には、
      歯のホワイトニングを取り入れるところが増えているそうです。


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