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アメリカのホワイトニング
最終更新日 2024年3月9日
監修:アメリカ審美歯科学会認定医、歯学博士 椿 知之

アメリカのホワイトニング事情<2024年度版>
アメリカのホワイトニング
アメリカでホワイトニングが行われ出したのは、今から100年以上前の1844年です。
初めはミョウバンを使用しましたが、うまくいかなかったため、1877年からは酸などを使用し、歯の表面のエナメル質を溶かして、白くしていました。
現在のようなホワイトニング剤に光を当てて白くする方法は1918年に開発されました。
それ以降、オフィスホワイトニングはハロゲンライトからレーザー、プラズマ、LEDと進化してきました。ホームホワイトニングでは、より高濃度のものを使用して短期間で白くできるような薬剤が研究、開発されています。

目次

アメリカで行われているホワイトニングの種類

1.オフィスホワイトニング
 1-1 LEDによるホワイトニング
 1-2 光を使用しないホワイトニング
 1-3 ガスプラズマライトによるホワイトニング

2.ホームホワイトニング

3.キオスクホワイトニング

4.OTCホワイトニング



アメリカで行われているホワイトニングの種類

大きく分けて歯科医院内で行う「オフィスホワイトニング」と自宅で行う「ホームホワイトニング」、日本のセルフホワイトニングに当たる「キオスクホワイトニング」ドラッグストアでホワイトニング剤を購入して自分で行う「OTCホワイトニング」があります。


1.オフィスホワイトニング

1-1 LEDによるホワイトニング


LEDを使用したホワイトニングシステム。アメリカの審美歯科医はそのほとんどがLEDのZOOM White Speedを使用しています。
1回の施術でカラーガイド5~6段階前後白くなります。

ZOOMホワイトニング


1-2 光を使用しないホワイトニング
アメリカでは特許の関係でホワイトニングライトが販売できないため、光を使用しないホワイトニングがLEDに次いで多く使用されています。
光を使用しないためホワイトニング剤の濃度が高く設定されており、知覚過敏が出やすい傾向にあります。
薬剤としては オパールエッセンスブースト、ヴィーナスホワイトマックスなどがあります。
1回3クールの施術でカラーガイド4~5段階前後白くなります。

ジェルホワイトニング


1-3 ガスプラズマライトによるホワイトニング
ガスプラズマライトによるホワイトニング

強力なガスプラズマライトを使用してホワイトニングをおこなう、現存のホワイトニングで一番効果が高いシステム。
ただライセンスの関係で一部の歯科医院でしか行われていません。
カラーガイド平均8~10段階白くすることができます。ブライトホワイトがこれに当たります。

ブライトホワイト



2.ホームホワイトニング


歯の型を取ってマウスピースを作り、その中にホームホワイトニング剤を入れて自宅で使用します。
日中30分~1時間程度使用するタイプと夜、寝ている間に使用するタイプがあります。
ホワイトニング剤の濃度は低く設定されており、効果は2~3回の使用でカラーガイド1~2段階くらい白くなります。
ZOOMナイトホワイト、オパールエッセンスなどがあります。

ティースアートのホームホワイトニング



3.キオスクホワイトニング
キオスクホワイトニング

キオスクホワイトニングとは日本のセルフホワイトニング同様、歯科医院以外の場所でお客さんが自分で歯に薬剤を塗り、ライトを当てて白くするホワイトニングです。日本と同様にスタッフが施術することはできません。
多くはショッピングモールにあり、ホワイトニング剤も一緒に販売しています。

日本でも歯科医院のセルフホワイトニングなら歯が白くできる!
プロセルフホワイトニング



4.OTCホワイトニング
OTCホワイトニング

OTC(Over The Counter)ホワイトニングとは、医師の処方を必要せず、一般に向けて市販されている薬剤を自分で購入して行うホワイトニングです。
OTCホワイトニングにはいくつかの種類があり、最も簡単な歯磨きタイプ、濯ぐだけのマウスウォッシュタイプ、ベーシックなマウスピースタイプ、最も売れている歯に貼るシートタイプ、歯にマニキュアのように直接塗布するペイントオンタイプなどがあります。特にシートタイプのホワイトニングは人気があり、各社から販売されています。
中でもCrestのホワイトストリップスは最も人気がありますが偽物も多く、効果がほとんど出ないものや薬剤で喉や歯ぐきがただれるなどの副作用が出る場合があります。

※これらの製品は日本では販売されていません。これは日本人に虫歯や歯周病が多いことが理由の一つであり、稀に重篤な症状が出ることがあります。そのため使用に際しては歯科医師による使用の可否の診断が必要になります。日本では薬機法で販売、譲渡が禁止されていますが、海外から個人輸入で購入する場合はリスクを十分に理解した上でご使用ください。

日本で購入可能な本当に歯が白くなるOTC製品の販売
歯科医院で歯科医師の管理の元で販売されています

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