最終更新日 2025年12月17日
監修:アメリカ審美歯科学会認定医、歯学博士 椿 知之
銀歯や金属の歯を外さずに白くする方法教えます!<2025年度版>
奥歯にキラっと見える銀歯、気になりませんか?日本では虫歯になった奥歯には銀歯を入れるのが一般的です。この銀歯ですが、海外ではほとんど見られません。このコラムでは金属歯を外さずに白くする方法をお教えします。
1. 日本人に銀歯が多い理由
保険診療では神経を取った後の奥歯の被せ物は銀歯が多く使用されます。これは日本の保険診療においては一般的には銀色の12%パラジウム合金が使用されているためです。日本は国民皆保険制度のおかげで誰でも低価格で医療を受けることができますが、そのため材料は必要最低限のものが使用されます。海外で虫歯の治療を受ける場合は、治療費が高額になってしまうため、銀色の合金はほとんど使用されていません。国民皆保険制度の日本では多くの場合、奥歯には銀歯が使用されます。

2. 銀歯や金属歯を白くするには?
銀歯や金属の歯を白くするには金属の歯を外してセラミックにやり替える方法が一般的です。最近ではコンピューターによるセラミックの作製ができるようになってきたため、料金も以前よりは安くなっていますが、それでも1本10~20万円程度かかります。安価な硬質プラスチックを使用した場合でも数万円はかかります。
3. 銀歯を外さずに白くする方法
今入っている金属歯を外さずに白くする方法はマニキュアです。歯のマニキュアは歯の表面に樹脂を塗って白くする方法で、神経がない歯やホワイトニングでは白くなりにくい歯、ホワイトニングでは不可能な陶器のように真っ白い歯にしたい場合に行いますが、特殊な処理を行うことで、金属の歯にもマニキュアを塗ることができます。
3-1歯のマニキュアの手順



金属歯のマニキュア(向かって左奥)
金属の歯をやり替えずに白くすることができます。
費用 1本20,000円(税込22,000円)
3-2パーマネントマニキュアのメリット
- 差し歯や銀歯にも使用することが可能で、1回で白くすることができます。
- 歯を削らずに数年間使用することができますので、差し歯や銀歯を高額なセラミックにやり替える前に、マニキュアを試してみることができます。
3-3パーマネントマニキュアのデメリット
- 金属歯のマニキュアは天然の歯に比べて接着力は弱くなります。
- パーマネントマニキュアは歯を削らずに樹脂を塗って白くするため、若干の厚みが出てしまいます。
- 施術時間が1本あたり30分程度かかります。
- エナメル質より着色しやすいため、クリーニングなど定期的なメンテナンスが必要です。
- 銀歯に塗る場合、マニキュア本来の色が出せないことがあります。
- 一本のみの場合、周りの歯と完全に合わせるのが難しい場合があります。
4. まとめ
笑ったときにきらっと見える金属の歯はあまりきれいなものではありません。とはいえ白くするには時間と費用がかかります。金属歯が気になるようならまずはマニキュアを試してみて、将来的にセラミックにやり替えるのもありです。




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