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歯のマニキュアって何?

歯のマニキュアの概要と種類



1.歯のマニキュアとは

歯のマニキュアはその名の通り歯の表面に塗るマニキュアなのですが、材料は爪のマニキュアとは全く異なり、
すべてお口の中に使用しても問題がない樹脂系の材料を使用しています。
種類はいくつかあり、艶を出すマニキュアと歯を白くするマニキュア、市販されているマニキュアと
プロ用のマニキュア、審美歯科で使用されているマニキュアなどがあります。



2.歯のマニキュアの歴史

マニキュアの元祖はお歯黒です。鉄漿水(かねみず)と呼ばれる茶褐色の溶液を楊枝で歯に塗った後、五倍子粉(ふしこ)を
上塗りして仕上げます。日本では古代から存在し、明治時代末期まで見られました。ムラなく艶のある漆黒に塗り込めたものが
美しいとされ、女性の化粧に欠かせないものでした。歯を被膜で覆うことによる虫歯予防などの効果もあります。現代では歯を
白くするマニキュアが一般的です。1960年代から歯のマニキュアが市販されるようになり、2000年ころからは歯科医院向けに
プロ用のマニキュアが販売されています。



3.歯のマニキュアの種類


3-1 市販品の歯のマニキュア(OTC マニキュア) 使用期間 1日以内 1ボトル 1~3,000円
ドラッグストアやネットで販売されている歯のマニキュア(OTCマニキュア)の多くは、セラックやロジンという樹脂を使用
しています。セラックは、はじめはジェル状ですが、乾くと固まり、膜状になります。一時的に歯を白くしたい時に使用します。
透明な艶出し用のマニキュアや、歯を白く見せるマニキュア、歯を真っ白にするマニキュアなど、様々な色があります。
※OTCとはOver the Counterの略で、OTC製品とは医師の処方を必要とせず、一般に市販されている医薬部外品や化粧品のことです。


3-1-2 市販品の歯のマニキュアのメリット
ドラッグストアやバラエティショップ、ネット通販などで簡単に入手することができ、自分で使用することができます。
値段も1~数千円と安く、手軽に化粧品感覚で使用することができます。はがす時も専用のリムーバーできれいに外すことができます。


3-1-3 市販品の歯のマニキュアのデメリット
白い色のマニキュアを歯にきれいに塗るにはかなりのコツが必要です。通常歯の表面には凹凸があり、マニキュアが均一にならないため、
かなりムラになってしまいます。晴れの日などに使用する場合は、事前に歯に塗る練習が必要です。また1、2日で少しずつ剥げて
汚くなってきてしまいますので、白さを持続させるには毎日時間をかけて根気よく塗る必要があります。

歯のマニキュアの通販



3-2 歯科用マニキュア(ホワイトコート、ビューティコート) 使用期間 1~3か月 1本 3~4,000円
歯科医院で使用されるマニキュアは、樹脂製のマニキュアを塗り、光を当てて固めます。歯に強固に接着しますが、
はがす時にはきれいにはがすことができます。現在日本国内ではホワイトコートとビューティコートという2種類の
マニキュアが発売されています。
歯科用のマニキュアには歯の艶を出すマニキュアと歯を白くするマニキュアがあります。

施術前 施術後


3-2-2 歯科用マニキュアのメリット
歯科用マニキュアは、数か月間使用することができます。また色も数色ありますので、希望の白さを選ぶことができます。


3-2-3 歯科用マニキュアのデメリット
・色の濃い歯や神経がない歯、銀歯などに白色のマニキュアを塗る場合はムラが目立ちやすくなります。
・施術を行う歯科医師や歯科衛生士の技術によって、仕上がりに差ができてしまいます。
・原則、上の歯だけの施術となります。
・歯と歯の間や歯の根元の歯ぐきの部分は塗れないため、歯の色が濃い場合は縁取りのように色が残ってしまいます。
・時間とともに着色や一部の欠けなどが出てきてしまい、長期間の利用はできません。
・完全に外す際には歯科医院で外す必要があります。



3-3 パーマネントマニキュア  使用期間 2~5年 1本 1~20,000円
パーマネントマニキュアは高分子樹脂を歯に塗って固めるため、他のマニキュアとは違い、定期的なメンテナンスに
よって数年間使用することができます。元の歯の色を遮断して白くするため、透明感がなくなるのが欠点ですが、
ムラもなく真っ白な歯にすることができます。神経がない歯、テトラサイクリンによる変色、差し歯や銀歯も白く
することができます。

施術前 施術後


3-3-2 パーマネントマニキュアのメリット
・差し歯や銀歯にも使用することが可能で、1回で白くすることができます。
・神経のない歯やテトラサイクリン変色歯でも白くすることができます。
・歯を削らずに数年間使用することができますので、差し歯や銀歯を高額なセラミックにやり替える前に、
 マニキュアを試してみることができます。
・歯を削らないため、マニキュアを外せば元の歯に戻ります。


3-3-3 パーマネントマニキュアのデメリット
・パーマネントマニキュアは歯を削らずに樹脂を塗って白くするため、若干の厚みが出てしまいます。
・施術時間が1本あたり30分程度かかります。
・エナメル質より着色しやすいため、クリーニングなど定期的なメンテナンスが必要です。
・完全に外す際には、歯科医院で専用の器具を使用して外す必要があります。




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監修 Dr.TSUBAKI (椿 知之)

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 アメリカ審美歯科学会(ASDA)認定医、フェロー
 日本歯科審美学会 常任理事、認定医、講師
 日本アンチエイジング歯科学会 常任理事、認定医

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