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歯ぐきが黒い!~その原因と治療方法とは?

黒い歯茎の原因とその対処法



haguki-kuroi

歯ぐきが黒ずんでいたり、汚いと感じることはありませんか?ホワイトニングでせっかく歯を白くしても、
歯ぐきが黒いと白い歯が台無しですよね。健康的なピンク色の歯ぐきは白い歯同様、さわやかな健康的な
イメージを与えます。歯ぐきが黒くなる原因はいくつかあり、それぞれ治療方法が異なってきます。
このTAノートでは歯ぐきの黒ずみの原因とその治療方法について解説しますが、自分で判断せず、早めに
歯科医師にご相談ください。



歯茎が黒くなる原因

歯茎が黒くなる原因にはいくつかあります。


メラニン色素による黒ずみ
最も多いのはメラニン色素の沈着です。メラニン色素は誰にでもありますが、皮膚の表皮最下層の基底層にある
メラノサイト(色素細胞)が紫外線などから歯茎を守るために生成します。歯ぐきが全体的にまた左右対称に
褐色~黒ずんでいる場合は、メラニン色素の沈着による黒ずみが考えられます。喫煙や紫外線によって褐色化します。
一度褐色化してしまうと自然には元に戻りません。お肌のメラニンと同様、表層のみに存在しているため、ピーリングに
よってきれいにすることができます。メラニン沈着はピーリングなどで除去しても半年~数年でまた沈着してきます。


歯周病による黒ずみ
歯周病によっても歯ぐきが黒ずんでくることがあります。歯周病の初期では赤くなってきますが、進行してくると
黒っぽく変色してきます。また歯ぐきの奥に歯石が溜まってくると、歯ぐきに黒く映ってくることがあります。


神経がない歯の根元の黒ずみ
神経がない歯の部分の歯ぐきだけ黒ずんでいる場合は、神経がない歯の変色によって、歯茎に色が映っている可能性が
あります。神経がない歯は時間とともに黒ずんできますが、これは見える歯の部分だけでなく、歯の根の部分まで変色
してくることがあります。また神経がない歯に銀色の金属の土台を入れている場合、金属のイオンが歯に流出して黒く
なっていることもあります。


差し歯に使用した金属による黒ずみ①
差し歯で歯の根元のみが黒く見えることがあります。これは差し歯に使用されている銀色の金属が歯茎に映って
見える現象で“ブラックマージン”と呼ばれています。鏡で見ても金属は見えていないのに、お口全体を見ると
差し歯の根元だけが暗くなっている現象です。差し歯の人の歯の根元が黒く見えているのはほとんどがこのタイプです。
金属を使用していないオールセラミックスやジルコニアはこの現象は起こりません。


差し歯に使用した金属による黒ずみ②
差し歯の根元付近の広い部分、または点状に黒ずんでいる場合は、差し歯に使用した金属のイオンが流れ出したことに
よってできた可能性があります。これは差し歯に使用した金属のメタルイオンが流出し、歯茎に黒い斑点やしみを作るもので、
“メタルタトゥー”と呼ばれます。差し歯の根元や根元近くの歯茎に限定的に現れます。この現象は貴金属(金、プラチナなど)
では起こりにくく、卑金属(亜鉛、ニッケル、スズなど)で起こりやすくなります。



黒ずみの原因別対処方法

歯茎の黒ずみは原因によって治療方法が異なります。間違った治療法だと全く効果がない場合もあります。


メラニン色素による黒ずみの治療法
メラニン色素は歯ぐきのピーリンクを行うことで、メラニン色素を除去してピンク色の歯ぐきに戻すことができます。
ピーリングにはケミカルピーリングやレーザーピーリング、器械的ピーリングなどがあります。


薬剤を使用して歯茎の表面を変性させて一層剥く方法です。お肌のピーリングと同じ原理です。痛みも少なく面で除去
しますので、短時間できれいになります。費用も一番安価です。ただし薬剤を塗った直後は歯茎が白くなってしまうため、
24時間程度は外出を控えたほうがいいでしょう。

ガムピーリング


レーザーピーリング
レーザーによってメラニンを除去していきます。痛みはほとんどありませんが、レーザーが点で照射されるため、除去に
かなりの時間がかかります。また費用も高額になってしまいます。


器械的ピーリング
カーボランダムという研磨用の器具を使用して歯ぐきを器械的に削ってメラニンを除去していきます。出血もあり痛みも
ありますので、通常は麻酔をして行います。麻酔が切れるとかなりひりひりします。


歯周病による黒ずみの治療法
軽度の歯周病の場合は、歯石の除去と適切なブラッシング、歯ぐきのマッサージなど、歯周病の治療によってほとんどの場合
改善します。ただし重度の歯周病の場合は、歯茎の手術や移植などの治療が必要な場合もあります。


神経がない歯の黒ずみの治療法①
神経がない歯が変色している場合は、インターナルブリーチ(パワーブリーチ)という歯の内部から行うホワイトニングで
白くすることができます。歯ぐきまで黒ずんでいる場合は、歯の根をホワイトニング(ルートホワイトニング)することで
改善することができます。ただし銀色の土台が入っている場合は、ホワイトニングができませんので、土台を外して
ホワイトニングを行った後に、再発防止も含めて金属以外の土台(ファイバーや樹脂など)にする必要があります。


神経がない歯の黒ずみの治療法②
根の深い部分まで黒くなっている場合は、ホワイトニングができません。
この場合は歯茎の移植をして歯茎の黒い部分を隠す方法もあります。

神経がない歯を削らずに白くする方法とは?

※歯の根のホワイトニング(ルートホワイトニング)は特殊な方法です。
 一般的には行われていませんので、審美歯科などにお問合わせください。


ブラックマージンによる歯茎の黒ずみの治療法
差し歯自体を金属を使用しないオールセラミックスに替えることで、歯ぐきの黒ずみはなくなります。どうしても金属を
使用しなければならない場合には、ゴールド色の金属を使用すると、シルバー色に比べて黒くなりにくくなります。

オールセラミックス


メタルタトゥーによる歯茎の黒ずみの治療法
歯ぐきに流出した金属イオンは、簡単に取り除くことができません。歯ぐきを切開して黒くなった部分の歯ぐきを丁寧に
切り取るか、レーザーで焼き取る方法があります。また原因となっている差し歯をはずして、金属を使用しないオールセラミック
に替えるなどの治療をしないと、再発する可能性があります。

ガムトリートメント


ピンク色の歯ぐきは若々しく見えるため、アンチエイジングにも効果的です。
白い歯とピンク色の歯ぐきを手に入れて、いつまでも若々しく過ごしましょう。




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