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ホームホワイトニングの料金の差の理由
最終更新日 2023年9月20日
監修:アメリカ審美歯科学会認定医、歯学博士 椿 知之

ホームホワイトニングの料金が歯科医院によって違いが出るのはなぜ?

マウスピースホワイトニングジェル

ホームホワイトニングは医院によって料金に差があります。安いところだと1万円前後、高いところだと5万円くらいします。
同じホームホワイトニングで料金に差があることに疑問を感じませんか?
ホームホワイトニングは薬剤の濃度と本数、マウスピースの精度や作成方法などによって料金が変わってきます。
平均的には上下で15,000円~35,000円くらいです。この差の理由について解説します。


1.マウスピースの作製代

ホームホワイトニングは薬剤の濃度と本数、マウスピースの精度や作成方法などによって料金が変わってきます。
平均的には上下で15,000円~35,000円くらいです。
ホームホワイトニングの料金のほとんどは、個々の歯に合うように作製されたオーダーメイドのマウスピース代です。
技工士に依頼して簡単に作れば5千円程度(マウスピースの材料代は数百円程度)ですが、料金が高いところだと歯の着色状況や使用される薬剤の濃度によってデザインを変えて一つ一つ作製します。歯茎に沿ってマウスピースをカットしたりホワイトニング剤が入るスペースを作るなど、精密に作れば作るほどと人件費だけでも料金は高くなってしまいます。
例えばチェーン店の回転寿司とミシュランの星取得の寿司店の料金の違いと同じです。また市販されている既成のマウスピースを使用するとかなり安くなりますが、マウスピースが分厚くフィット感も悪いため薬剤の流出量が多くなり、唾液も多く出てきて長時間の装着はつらくなります。また1回の効果が弱く多くの薬剤を必要とするため、結果的に高くなってしまいます。


2.薬剤代

日本で認可されているホームホワイトニング剤は10%のみですが、海外では10~35%まであります(35%以上の薬剤はアシステッドホワイトニングというオフィスホワイトニング用でホームホワイトニング用ではありません)。
日本で販売されているホームホワイトニング剤であれば比較的安く手に入りますが、高濃度の薬剤は厚労省の許可を得て海外から輸入する必要があります。そのため高濃度の薬剤は料金が高くなってしまうことがあります。


3.管理料

ホームホワイトニングは歯や歯ぐきの状態、全身の既往歴によっては注意が必要なため、歯科医師の管理の元に行われますので、管理料も料金には含まれています。 管理料にはホームホワイトニングを行うにあたって必要な注意事項やホワイトニングが適切に行われているかなどの定期的なチェックが含まれます。


ホームホワイトニングの費用はこれらの要素によって決められています。特にマウスピースの精度は重要です。
料金だけで決めてしまうとホワイトニングの効果を左右してしまうことがあります。

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