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テトラサイクリン歯のホワイトニング

テトラサイクリン変色歯を削らずに白くする方法


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1.テトラサイクリンとは

テトラサイクリンとは、テトラサイクリン系抗生物質の総称で、歯の象牙質や骨に沈着します。
テトラサイクリン系抗生物質は、以前は風邪薬のシロップとして一般に使用されていましたが、歯に対する副作用が1962年に
初めて報告され、最近では使用が控えられています。
しかし、現在の20代後半から40代までは、幼少期に服用した人が多く、歯に薄い黄色の縞模様が認められる人が多いのが現状です。
現在でも呼吸器疾患や、皮膚疾患などにテトラサイクリン系の抗生物質が使用されています。


1-2 テトラサイクリンの歯への影響
歯の形成期(0~6歳)頃に服用すると、着色を起こし、容易に除去することができません。
服用した時期によって着色の位置が異なり、前歯から6歳臼歯に左右対称的に現れます。
テトラサイクリン系の抗生物質には、ミノサイクリン、オキシテトラサイクリン、クロールテトラサイクリンなど多くの種類があり、
薬によって着色の色が異なります。この色は紫外線によって濃くなるため、生えたての歯は着色がなくても、数年で色が濃くなってきます。
光が当たる前歯の色が特に目立ちます。このテトラサイクリンの変色は、歯の内部の象牙質にグレー、オレンジ、茶色、黄色などの
着色を起こすため、歯磨きでは白くすることはできません。
またホワイトニングでも色の濃い場合や歯の根元の着色は白くすることがかなり難しくなります。


1-3 テトラサイクリンの変色部位
0~3歳ころに服用すると、前歯の先端部~中央部分に着色します。
3~6歳ころに服用すると、前歯の中央部分~根元付近に着色します。
0~6歳ころまで継続的に服用すると、前歯全体が着色します。

※テトラサイクリンを長期間継続して服用した場合は、ツートンや層状に着色しますが、服用期間が短い場合は帯状に着色します。


2.テトラサイクリン変色歯を白くする方法

2-1 ホワイトニング
テトラサイクリンの影響が少ない場合や、黄色系の着色の場合は、ホワイトニングだけでも白くすることが可能です。
また色が濃い場合でも、ホームホワイトニングなどで、長時間ホワイトニングを行うことである程度白くすることができます。
しかし、色が濃い場合や、縞などがある場合、根元の着色などは白くできない場合があります。
またテトラサイクリン変色歯は一般的に、ホワイトニングで白くなりにくく、白くなっても後戻りしやすい性質があります。


・薄黄色の場合
 ホワイトニングで白くすることができます。歯に縞がある場合は縞の部分が白くなりにくいため、
 一時的に目立ちますが、ホワイトニングを続けて行うことで、ほとんど目立たなくなってきます。

・薄いグレーの場合
 ホワイトニングで白くすることができますが、真白ではなく、グレー系の白さになります。

・濃いグレーや縞、グラデーションがある場合
 グレーの色や縞の部分が薄くなってくる程度で、一般的に均一に白くすることが難しい歯です。
 ホームホワイトニングなどで長時間ホワイトニングを行うことで、色を薄くすることはできますが、
 一般的にはマニキュアやセラミックが適応になります。


通常のオフィスホワイトニングではあまり白くすることはできませんが、NASAの元科学者が開発したブライトホワイトですと、
テトラサイクリンでもある程度白くすることができる場合があります。
特に薄黄色の場合や縞が薄い場合は、ブライトホワイトでかなり白くする事ができます。

費用 1回60,000~70,000円
期間 1日

全体的に均一に着色している場合
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※写真はブライトホワイト2の1回の施術写真です

「黄色系で縞が薄い場合」
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・縞の部分や歯の根元の著色、歯の色がかなり濃い場合は白くなりにくい場合があります。
・テトラサイクリンの色が茶色やオレンジ、グレー等の場合、その色が薄くなり、真っ白にはなりません。
・テトラサイクリンの変色は白くなりにくく、色戻りも早い傾向にあリます。白さを保つために早めのメンテナンスをお勧めいたします。

※ブライトホワイトの効果には個人差があります。抗生物質による変色や元の歯の色が濃い方は1回ではご希望の白さにならない場合がございます。
※ホワイトニングの経験があり、すでにある程度歯が白い方は8~10段階(ブライトホワイト2は9~11段階)白くならない場合がございます。
※ブライトホワイトに使用する機械は歯面漂白用加熱装置として認可されています。
※ブライトホワイトに使用する薬剤はアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けています。
 国内未承認品ですが、重大なリスクは明らかになっていません。
※ブライトホワイトに使用する薬剤は国内に同一の成分、性能を有する製品がないため、厚生労働省へ薬監申請を行い、
 輸入許可を受けて個人輸入をしています。
 詳しくはhttps://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/をご覧ください。



低濃度のホームホワイトニングを長時間、長期間行うことで、徐々に白くすることができます。
歯に縞がある場合は縞の部分が白くなりにくいため途中一時的に目立ちますが、
ホームホワイトニングを続けて行うことで、ほとんど目立たなくなってきます。

費用 2~5万円
期間 1~数年


通常のホワイトニングだけではテトラサイクリンによる変色は白くすることはできません。
オフィスホワイトニングの後に、ホームホワイトニングを併用することによって、ホワイトニングでもある程度白くすることができます。
歯に縞がある場合は縞の部分が白くなりにくいため途中一時的に目立ちますが、ホワイトニングを続けて行うことで、
ほとんど目立たなくなってきます。

費用 オフィスホワイトニング+ホームホワイトニングの費用
期間 1~数か月

施術前 duala


縞やグラデーションがある歯、根元の色が濃い歯は、ホワイトニングではきれいにできない場合があります。
パーマネントマニキュアは、歯を削らずに樹脂を塗って固めることにより、下の歯の色を遮断して確実に白くする事ができます。

費用 9,000~17,000円
期間 1日

施術前 施術後

・マニキュアやスカルプチャーは、セラミックや金属などの人工の歯にも施術できますが、天然の歯に比べて接着力は弱くなります。
・元の歯の色が濃い場合、マニキュア本来の色が出せないことがあります。
・歯を削らずにマニキュアを塗るため、歯に若干の厚みが出ます。ご了承ください。
・一本のみの場合、周りの歯と完全に合わせるのが難しい場合があります。
・パーマネントマニキュアは定期的なお手入(メンテナンス)が必要です。


歯の表面を薄く削って硬質樹脂を盛り付けて固めていく方法です。
1回で終了しますが、1本あたり1時間程度かかります。

費用 4~7万円
期間 1日


歯を削らずに歯の型を採って、技工所で極薄のスカルプチャーを作成してもらい、歯に貼るいわゆる歯の付け爪です。
材質は、硬質樹脂とセラミックがあります。
ある程度の凸凹は改善することができ、歯も真っ白にすることができます。
通常2回で完了します。

費用 樹脂製で3万~5万、セラミック製で3万~10万円
期間 2~3回

※マニキュアやスカルプチャーを完全に外す場合、樹脂製は専用の器具で歯を削らずに外すことができますが、
 セラミック製のスカルプチャーは外す際に若干歯が削れてしまいます。
※歯の色をマスキングして白くするため透明感はなくなります。
※セラミックスカルプチャーは極薄のセラミックを使用するため、接着剤で歯の色を調整します。セラミック自体は変色しませんが、
 接着剤は徐々に変色してきますので、初めの色より濃くなってまいります。変色してきましたらやり替えをお勧めします。



歯を薄く削ってセラミックを貼る方法です。
色だけでなく、歯の隙間や形も修正できます。透明感も自然な感じにすることができます。

費用 10~20万円
期間 2回

べニア前 べニア後

・原則、神経がない歯には向きません。歯ぎしりやくいしばりによって、欠けたり、はずれたりする可能性があります。
・歯と歯の隙間が大きい場合、ラミネートベニアの幅が大きくなりバランスが悪くなる可能性があります。
・ラミネートベニアをした歯がしばらくしみる可能性があります。



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監修 Dr.TSUBAKI (椿 知之)

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 アメリカ審美歯科学会(ASDA)認定医、フェロー
 日本歯科審美学会 常任理事、認定医、講師
 日本アンチエイジング歯科学会 常任理事、認定医
 
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