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ホワイトニングでしみた時の対処方法

歯のホワイトニングでしみる原因と痛みの対処法を教えます!


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冷たいものを食べて歯にしみたことはありませんか?
同じようにホワイトニングをしているときやホワイトニングの後に、たまにツンと軽い痛みが起こることがあります。
ホワイトニングの薬が氷と同じように歯にしみて起こる現象で、健康な歯の人にも起こることがあります。
このページではホワイトニング時のしみを防ぐ原因とその対処方法をお教えします。



1.ホワイトニングで歯がしみる理由

歯の構造は表面にエナメル質、その内側に象牙質があり、歯の中心にある神経を保護しています。
歯の神経は「熱い」「冷たい」などの感覚はすべて「痛い」と感じてしまいます。実は神経だけでなく象牙質にも知覚があり、
この象牙質に何らかの刺激が加わると痛みを感じるのですがこの症状を知覚過敏と呼んでいます。

ホワイトニングの薬は消毒薬を濃くしたものを使用しています。
傷口に消毒薬をつけるとしみると思いますが、これが歯でも起こります。象牙質が出てしまっているところはいわゆる傷口と同じです。
ここに消毒薬をつけるとしみてしまいますので、オフィスホワイトニングでは、象牙質が出ている部分はホワイトニング剤を塗りません。

ただこの”しみ”は歯に対して害はなく一過性のものですので、ホワイトニングの終了と同時もしくは通常ホワイトニング後24時間以内におさまります。
もし知覚過敏が起こった場合には知覚過敏用の歯磨きやフッ素配合の歯磨きを使用することでおさまります。ひどい場合は鎮痛剤を服用します。

またホワイトニング後は歯の保護膜がはがれていますので、通常よりもしみやすくなっています。
24時間は冷たい水や熱い食べ物は気を付けてください。



2.ホワイトニング時のしみの原因と対処方法

2-1 歯ぎしりによる歯の先端の削れ
エナメル質には知覚がないので、象牙質を完全に遮断すればしみることはないのですが、実際には象牙質が剥き出しになっていることが多いのです。
例えば歯軋りによって下の歯の先端が削れてしまっている場合、ここにホワイトニング剤が付くとしみてしまいます。

対処方法) オフィスホワイトニングではこの部分をガードしてホワイトニングを行うことができます。
      ただしホームホワイトニングでは、この部分をガードすることはできません。


2-2 歯の細かいひび
一見全く問題がないように見えるエナメル質でも細かいひびは入っていることが多く、このひびが象牙質まで達していると
エナメル質に刺激を加えただけでしみることがあります。細かいひびはお肌の荒れと同じです。
傷がなくても肌が荒れていると消毒薬がしみることがありますが、これと同様、エナメル質に細かいひびがあると
ホワイトニング剤がこの細かいひびを伝って少しずつしみてくることがあります。
お肌の”荒れ”と同じようなもので、健康な歯でも冷たいものがしみるのはこのためです。

対処方法) ホワイトニングの前に、歯の細かいひびをカルシウムやアパタイトなどで埋めて、象牙質までホワイトニング剤を届きにくくする
      歯のトリートメントを行うとしみを防ぐことができます。
      ティーストリートメント


2-3 歯の根元のくぼみ
不適切な歯磨きや、歯ぎしりなどが原因で歯の根元がくびれてしまっている場合、また年とともにエナメル質が
薄くなってきている部分にホワイトニング剤を塗るとしみることがあります。

対処方法) オフィスホワイトニングではこの部分をガードしてホワイトニングを行います。
      ただしホームホワイトニングでは、この部分をガードすることはできません。


2-4 虫歯や虫歯の治療後の隙間
虫歯や虫歯治療後の詰め物に隙間がある場合、ホワイトニングでしみることがあります。

対処方法) ホワイトニング前に虫歯を治療しておくことが原則ですが、虫歯が小さい場合は、虫歯の部分をガードしてホワイトニングを行うことで、
      しみを防ぐことができます。ただしホームホワイトニングは虫歯の部分をガードすることはできませんので、ホームホワイトニングを行う場合は、
      虫歯の治療をしておくことが前提となります。


2-5 歯茎の退縮
歯周病や加齢で歯茎が退縮している場合、歯の根が出ていることがあります。この歯の根の部分にホワイトニング剤が付くとしみてしまいます。

対処方法) オフィスホワイトニングではこの部分をガードしてホワイトニングを行います。
      ホームホワイトニングでは、この部分にホワイトニング剤が付かないようなデザインのマウスピースを使用します。


2-6 ホワイトニング剤の濃度が高い場合
使用するホワイトニング剤の濃度が高いとしみる可能性が高くなります。
一般的には光や触媒を使用することで、ホワイトニング剤の濃度を低くすることができます。

対処方法) できる限り濃度の低いホワイトニング剤を使用したホワイトニングを選ぶといいでしょう。オフィスホワイトニングであれば
      ブライトホワイト、ティオンホワイトニング、ホームホワイトニングなら10%のナイトタイプか、短時間のデイタイプがお勧めです。
      またまったくしみないホワイトニングもあります。

ブライトホワイト

ティオンホワイトニング

1回わずか15分の短時間デイタイプのホームホワイトニング”スピードホーム”

マイルドホワイトニング


低濃度のホワイトニング剤と触媒、ライトの組み合わせで、全くしみないホワイトニングが開発されています。
今までホワイトニングでしみてしまった方、ホワイトニングの時の痛みが怖い方、元々知覚過敏がある方、ぜひお試しください。


2-7 オフィスホワイトニングで発生する熱
オフィスホワイトニングで強い光が出る機械を使用すると、熱が発生します。この熱によって歯がしみることがあります。

対処方法) 強い光によって熱が出るタイプの機械は注意が必要です。
      ズームアドバンスや高出力のレーザーは、効果は比較的高いのですが、熱による知覚過敏が出ます。



3.ホワイトニング終了後にしみている場合

ご自宅でフッ素入りの歯磨き(アクセスホワイト)や、リカルデント配合のペースト(MIペースト)を使用してください。
またホームホワイトニングをされている方は、マウスピースにフッ素を入れて5分程度装着してください。
しみがひどい場合は、市販の鎮痛薬を服用してください。

※ホームホワイトニングの場合、しみの原因となる歯のひびや削れた部分を避けることができないため、お薬の濃度が低くてもしみる場合が多くなります。
 しみを極力避けたい場合や、毎日しみるのが怖い場合は、オフィスホワイトニングを選択されたほうがいいでしょう。




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監修 Dr.TSUBAKI (椿 知之)

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 アメリカ審美歯科学会(ASDA)認定医、フェロー
 日本歯科審美学会 常任理事、認定医、講師
 日本アンチエイジング歯科学会 常任理事、認定医

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