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ホワイトニングはしない方がいい
最終更新日 2023年10月15日
監修:アメリカ審美歯科学会認定医、歯学博士 椿 知之

ホワイトニングはしない方がいい7つの理由<2023年度版>

ホワイトニングはしない方がいい

近年歯のホワイトニングが人気になっています。ホワイトニングは1989年に実用化された方法で、安全性も確立していますが、ホワイトニングはしない方がいいという意見もあります。ホワイトニングは本当はしない方がいいのでは?と不安ではありませんか?このコラムではホワイトニングをしない方がいい理由を解説します。

目次

1.ホワイトニングは歯にしみます

2.ホワイトニングは歯を傷めます

3.ホワイトニングは危険です

4.本格的なホワイトニングは高額です

5.ホワイトニングの効果は永久ではありません

6.ホワイトニングで虫歯になりにくくなってしまいます



1.ホワイトニングは歯にしみます

ホワイトニングで歯がしみた方は弱いものを含めると7割くらいと言われています。特にホームホワイトニングでは下の前歯がしみやすく、一度しみてしまいますと毎回しみるようになってしまいます。痛みに弱い方はやめておいたほうがいいでしょう。

ホワイトニングでしみた時の対処法

ホワイトニングは歯にしみる



2.ホワイトニングは歯を傷めます

ホワイトニング剤に使用される過酸化水素水はpHが4.5で酸性です。これをそのまま使用しますと歯の表面のカルシウムが溶けてザラザラになる脱灰という状態になります。ただこの脱灰は通常の飲食でも起こる現象で、ホワイトニング剤による脱灰はオレンジジュースを飲んだ時と同じくらいです。この脱灰は一時的な現象で唾液によってカルシウムが歯に再沈着することで元の状態に戻ります(再石灰化といいます)。ただ一時的でも歯がザラザラになってしまうのが心配な方はホワイトニングはしない方がいいでしょう。

ホワイトニングの安全性



3.ホワイトニングは危険です

歯科医院など医療ホワイトニングに使用されるホワイトニング剤は取り扱いによっては人体に影響があるクラスⅢの医療用具に分類されています。また過酸化水素6%(過酸化尿素16%)以上の濃度のホワイトニング剤は劇毒物に指定されており、取り扱いに十分な注意が必要になります。そのためホワイトニング剤を個人で入手して自分で使用することは大変危険です。ホワイトニング剤は必ず医療機関で歯科医師、歯科衛生士の下で使用したほうがいいでしょう。

また全身状態によってはホワイトニング剤が使用できなかったり、ホワイトニングライトを当てることができない場合があります。ホワイトニング前にホワイトニングが安全にできるかどうかの確認も必要です。



4.本格的なホワイトニングは高額です

ホワイトニングは健康保険が適用されない美容医療です。そのため十分な効果を得るためにはどうしても数万円かかってきます。逆に安いホワイトニングは効果がほとんどない場合もありますので、時間の無駄になってしまうこともあります。

ホワイトニングの費用相場



5.ホワイトニングの効果は永久ではありません

ホワイトニングは必ず色戻りがあります。そのため他の美容医療同様に定期的なメンテナンスが必要になります。一般的には半年に1回程度のタッチアップを行います。メンテナンスが面倒な方は歯を削ってセラミックにするなど、メンテナンスが簡単な方法のほうがいいかもしれません。

ホワイトニングのメンテナンス



6.ホワイトニングで虫歯になりにくくなってしまいます

高濃度の薬剤を使用したオフィスホワイトニングで虫歯になりにくくなることがわかってきました。虫歯の治療をメインにしている歯科医院にとってはホワイトニングが普及することで虫歯が減ってしまうので、ホワイトニングは危険でしない方がいいと思っているところもあるかもしれません。

ホワイトニグで虫歯予防

虫歯になりにくくなる



7.ホワイトニングで歯を白くすると好感度が高くなってしまいます

歯が白くなると好感度は高まります。これは最近の芸能界を見ても明らかです。好感度が高まれば仕事や交友関係も良好になり、今よりさらに忙しくなってしまいます。これ以上忙しくなって困る方はホワイトニングはしない方がいいでしょう。

歯を白くすると好感度が高くなる

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