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ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの選び方のポイントとおすすめホワイトニング
最終更新日 2024年2月1日
監修:アメリカ審美歯科学会認定医、歯学博士 椿 知之

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの選び方のポイント10<2024年度版>
選び方のポイント

ホワイトニングには多くのシステムや方法があり、それぞれの特徴があります。また効果によって費用が変ってきますが、一般的には料金が高いほど効果も高くなります。自分にあったホワイトニングは何か?お悩みではありませんか?このコラムでは様々なホワイトニングから自分に合ったホワイトニングを見つける方法をご案内します。タイプ別のおすすめホワイトニングもご提案していますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

目次

1.オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの選び方
 1-1 時間で選ぶ
 1-2 予算で選ぶ
 1-3 ライフスタイルで選ぶ
 1-4 歯の色で選ぶ
 1-5 歯の状態で選ぶ
 1-6 神経の有無で選ぶ
 1-7 体の状態で選ぶ
 1-8 嗜好品で選ぶ
 1-9 性格で選ぶ
 1-10 痛みで選ぶ

2.オフィスホワイトニングの選び方

3.ホームホワイトニングの選び方

4.タイプ別ご希望によるおすすめのホワイトニング

5.まとめ



1.オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの選び方

まずはオフィスホワイトニングにするかホームホワイトニングにするかを選びましょう。どちらも一長一短がありますので、ご自分にあった方法を選択してください。


1-1 時間で選ぶ
オフィスホワイトニングで使用しているお薬の濃度は、ホームホワイトニングの約10倍です。ホームホワイトニングの効果はオフィスホワイトニングに比べるとかなりゆっくりですので、時間的に余裕のない場合はオフィスホワイトニングのほうが良いでしょう。特にブライダルのときや面接、オーディション、海外出張など、いつまでに白くしたいという期限がある場合、ホームホワイトニングは向きません。


1-2 予算で選ぶ
オフィスホワイトニングは白くしたい歯の本数や希望の白さ、使用するシステムによって料金は変わってきますが、一般的に10,000円~60,000円くらいです。ホームホワイトニングは、薬剤の本数によってこちらも15,000円~50,000円くらいのところが多いようです。ただホームホワイトニングのほうは、マウスピースを持っている限り、薬剤代だけで追加のホワイトニングができますが、オフィスホワイトニングは メンテナンスのたびにホワイトニング代がかかります。長期的に見るとホームホワイトニングのほうが安くなります。

ホワイトニング価格表


1-3 ライフスタイルで選ぶ
ホームホワイトニングの利点は、自宅で好きな時に歯を白くすることができるという点です。一度ホワイトニング用のマウスピースを作ってしまえば、歯科医院に通う必要がなく、自分のペースで歯を白くすることができます。つまり日中に歯科医院に通えない人には最適な方法です。ただこのマウスピースは、一日2~4時間程度装着する必要があります。仕事柄、日中2時間は装着できない方で、なおかつ寝ているときにはマウスピースが気になってしまって眠れない方はオフィスホワイトニングのほうがいいでしょう。


1-4 歯の色で選ぶ
歯の色で選ぶ

幼少期(生まれた時から6歳くらいまでの間)に飲んだテトラサイクリン系の抗生物質で変色してしまっている方などは、長時間、長期間ホワイトニングを行なわないと、白くならない場合があります。この場合はオフィスホワイトニングですと、長時間、長期間施術することが難しいため、ホームホワイトニングのほうがいいでしょう。またホームホワイトニングの前にオフィスホワイトニングを行いますと、より効果的です。

テトラサイクリン歯のホワイトニング 

※歯に白いしみ(ホワイトスポット)がある場合があります。この白いしみはホワイトニングによって目立ってしまうことがありますので、しみがある場合は、白いしみの部分を避けてホワイトニングができないホームホワイトニングは避けたほうがいいでしょう。

ホワイトスポットの治療方法


1-5 歯の状態で選ぶ
裏側から矯正をしている方や、歯並びが悪く、マウスピースが装着できない方はホームホワイトニングができません。また手に障害があってうまくマウスピースを装着できない場合もホームホワイトニングは難しくなります。これらの場合でもオフィスホワイトニングは可能です。

矯正中のホワイトニング


1-6 神経の有無で選ぶ
神経の有無で選ぶ

神経がない歯は、時間とともに黒っぽく変色してきます。この変色は通常のホワイトニングでは白くすることができませんが、歯の内部にお薬を入れて白くする”インターナルブリーチ”という特殊な方法で白くすることができます。このインターナルブリーチは、ブライトホワイトなど1回で白くなるオフィスホワイトニングと組み合わせることで、1回でも驚くほどきれいになることがあります。

神経がない歯を削らずに白くする方法 


1-7 体の状態で選ぶ
胃に障害がある方、糖尿病の方はホームホワイトニングは避けたほうがいいでしょう。逆に光過敏症の方やてんかん、呼吸器系に異常がある場合、膠原病の方、ペースメーカーを使用している方は、オフィスホワイトニングができない場合があります。

体の状態によって注意が必要な場合


1-8 嗜好品で選ぶ
嗜好品で選ぶ

ホワイトニング後24時間は、普段よりも歯に着色が起こりやすいため、色の濃い飲食物は控えていただきます。オフィスホワイトニングでは、システムにもよりますが1~数回我慢すればいいだけですが、ホームホワイトニングを毎日行った場合、ホワイトニングを行っている期間中は着色性の食品を控えていただく必要があります。

ホワイトニング後に注意する食品


1-9 性格で選ぶ
ホームホワイトニングは、白くなるまで回数がかかり(最低十数回で一か月程度)、すべてを自分で行わなければならないので、かなり面倒です。初めは気合を入れて始めるのですが、そのうちやらなくなってしまう方もいらっしゃいます。また食事制限がホームホワイトニングの期間中ずっと続くため、これに耐えられない方も結構いらっしゃるようです。せっかちな方や何事も続かない方にはあまり向きません。

一回で白くすることは可能?


1-10 痛みで選ぶ
オフィスホワイトニングはしみやすいと誤解されている方がいらっしゃいますが、実はホームホワイトニングのほうがしみやすいのです。確かにオフィスホワイトニングのほうが高濃度の薬剤を使用しますが、オフィスホワイトニングではしみの原因になる歯のヒビやエナメル質がすり減った部分、歯の根元の象牙質が出ている部分などを避けてホワイトニングを行うことが可能です。
しかしホームホワイトニングだと、自分で行うため、これらの部分をガードすることができません。そのため低濃度のお薬を使用しても、かなりの確率でしみてしまいます。しかもそれを毎日続けなければならないため、途中であきらめてしまう人もいらっしゃいます。痛みに弱い方や元々知覚過敏がある方は、オフィスホワイトニングの中で、低濃度の薬剤を使用するシステムのほうがいいでしょう。

まったくしみないホワイトニング

以上のことを総合的に判断して、オフィスホワイトニングにするかホームホワイトニングにするかを決めてみてください。なおオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して、いいとこ取りをするデュアルホワイトニングという方法もあります。



2.オフィスホワイトニングの選び方

オフィスホワイトニングの選び方

オフィスホワイトニングに決まりましたら、次に受けるシステム(方法)を決めましょう。オフィスホワイトニングは種類が多く、一つに決めるのは難しいと思いますが、下記のポイントを参考にしてみてください。

  • 効果で選ぶ
    ホワイトニングの種類で1回の効果は変わってきます。どれくらいの期間でどれくらい白くさたいかによって選びます。
    一回で白くできるホワイトニング

  • 本数で選ぶ
    ホワイトニングの種類によっては1本から施術が可能です。1本だけ白くしたいのか、前歯だけ白くしたいのか、歯全体を白くしたいのかによって選びます。また差し歯などがある場合、ホワイトニングでは白くなりませんので、その歯は除いて本数を決めます。

  • 料金で選ぶ
    ホワイトニングは種類によって料金に大きな差があります。通常1回の効果が高く、本数が多いほど料金も高くなってきます。
    ご予算によって1回の効果や本数を選びます。

  • 期間で選ぶ
    ホワイトニングの種類によって白くなるまでの時間と回数が変わってきます。徐々に白くしたいのか、何度も通わずに1回で白くしたいのかによってホワイトニングを選びます。

  • しみ方で選ぶ
    ホワイトニング剤の濃度や光の強さで歯のしみ方が変わってきます。しみるのが苦手な方はしみないタイプを選んだほうがいいでしょう。
    まったくしみないホワイトニング



3.ホームホワイトニングの選び方

ホームホワイトニングの選び方

ホームホワイトニングを選んだら、日中に使用する昼用か就寝時に使用する夜用かを決めましょう。歯科医院によって取り扱っている薬剤の濃度やマウスピースのデザインが異なります。


  • 効果で選ぶ
    ホームホワイトニングの薬剤の濃度で1回の効果や使用時間が変わってきます。夜用は10~16%、昼用は15~35%です。

  • 使用時間で選ぶ
    ホームホワイトニングの薬剤には、昼用と夜用があります。昼用は薬剤の濃度が高いため、使用時間は短くて済みます。短時間で済ませたい場合は昼用をお勧めしますが、日中に使用することが難しい場合は夜用になります。

  • ライフスタイルで選ぶ
    仕事などで日中の使用が難しい場合は夜間就寝中の使用になりますが、歯ぎしりがひどい場合や顎関節症がある場合、無意識にマウスピースを外してしまう方などは昼用のほうが適しています。

  • しみ方で選ぶ
    ホワイトニング剤の濃度や使用時間によって歯のしみ方が変わってきます。しみるのが苦手な方は、濃度が低いものから始めたほうがいいでしょう。なおホームホワイトニングは自分でしみのコントロールが難しいため、一度しみてしまうと毎回しみてしまいます。



4.タイプ別ご希望によるおすすめのホワイトニング

上記のどの項目を優先するかによって最適なホワイトニングが異なります。下記の表を参考にご自分に合ったホワイトニングを見つけてください。

全体の歯をなるべく真っ白にしたい   ブライトホワイト2    全体の歯 1回79,200円を1回
ホームホワイトニング  上下38,500円を長期間
1回で白くしたい ブライトホワイト    全体の歯 1回66,000円を1回
ズームホワイトニング  20本まで 31,900円を1~2回
ティオンホワイトニング 16本 27,500円 20本 34,100円を1~2回
前歯を徐々に白くしていきたい ルマホワイトニング   上下12本 1回11,000円を希望の白さまで数回
ティースホワイトニング 6本 1回4,400円を希望の白さまで数回
前歯を1~2トーン白くしたい ルマホワイトニング   上下12本 1回11,000円を1~2回
ティースホワイトニング 6本 1回4,400円を1~2回
歯を1~数本だけ白くしたい ティースホワイトニング 1本 1回1,650円を希望の白さまで数回
しみるのは避けたい マイルドホワイトニング 上下12本 1回16,500円
ティオンホワイトニング 16本 27,500円 20本 34,100円
自分でやるのは面倒 ブライトホワイト    全体の歯 1回66,000円を1回
ズームホワイトニング  20本まで 31,900円を1~2回
ティオンホワイトニング 16本 27,500円 20本 34,100円を1~2回
ルマホワイトニング   上下12本 1回11,000円を数回
食事制限の日数をなるべく少なく ブライトホワイト    全体の歯 1回66,000円を1回
ズームホワイトニング  20本まで 31,900円を1~2回
ティオンホワイトニング 16本 27,500円 20本 34,100円を1~2回
神経がない歯を白くしたい パワーブリーチ     1本 1回1,650円をご希望の白さまで数回
ブライトホワイト+パワーブリーチ   72,600円を1回
ズームホワイトニング+パワーブリーチ 36,850円を1回
抗生物質による変色を白くしたい ブライトホワイト2    79,200円を1回
デュアルホワイトニング(ブライトホワイト 66,000円+ホームホワイトニング 38,500円)
自宅で白くしたい ホームホワイトニング  上下38,500円


※ホワイトニングで白くする場合、通常カラーガイドで5~6段階白くなると肉眼で見て白くなったと感じられます。笑ったときに見える歯全体をある程度白くされたい場合、1回の料金が安いホワイトニングだと数回かかってしまうため、結局は1回で完了するタイプのホワイトニングのほうが安くなります。



5.まとめ

ホワイトニングにはいろいろな種類、特徴があり、一長一短です。1回の効果や予算などご自分に合ったホワイトニングを見つけていただければと思います。


※ティースアートでは20万人以上の方にホワイトニングを行ってきた実績から、その中で多かったご要望をもとにホワイトニングをご提案させていただいております。ティースアートでは各種のホワイトニングをご用意しておりますので、ご希望の白さとご予算によって、最適なホワイトニングをお受けいただくことができます。


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